WTAファイナルズ2019/前年優勝のスビトリナ1人予選全勝

WTAファイナルズ2019/前年優勝のスビトリナ1人予選全勝

WTAファイナルズ2019出場選手を徹底分析

2019年WTA最終戦となる資生堂WTAファイナルズが10月27日から開催となります。
ここへきて大坂なおみの完全復活、WTAファイナルズへの参戦も決まり、楽しみな大会となりました。
直前までセリーナ、ベルテンス、ベンチッチの3選手が参加資格を巡って、三つ巴の争いを繰り広げてまいりましたが、ベンチッチがクレムリン大会を優勝、逆転の末参加を勝ち取りました。
大坂は、そのベンチッチに3連敗中ですが、その後立ち直りを見せてきたので、ベンチッチとの対戦が注目されます。
参加選手8名は、ここまで勝ったり負けたりで中心選手不在の大混戦、優勝候補を絞るのも難しい状況ですが、過去の対戦などから参加選手を分析してみたいと思います。

■参加選手過去の対戦成績

選手 全対戦 勝率
①ビアンカ・アンドリースク 3-1 75% X 0-0 0-0 1-0 0-1 1-0 1-0 0-0
②シモナ・ハレプ 24-12 66% 0-0 X 3-1 2-2 4-1 5-4 7-3 3-1
③ペトラ・クビトバ 19-10 65% 0-0 1-3 X 4-1 0-1 7-2 3-1 4-2
④ベリンダ・ベンチッチ 9-9 50% 0-1 2-2 1-4 X 3-1 2-1 1-0 0-0
⑤大坂なおみ 11-14 44% 1-0 1-4 1-0 1-3 X 3-3 2-2 2-2
⑥エリナ・スピトリナ 18-23 43% 0-1 4-5 2-7 1-2 3-3 X 3-5 5-0
⑦カロリナ・プリスコバ 13-20 39% 0-1 3-7 1-3 0-1 2-2 5-3 X 2-3
⑧アシュリー・バーティ 8-16 33% 0-0 1-3 2-4 0-0 2-2 0-5 3-2 X

■シーズン成績

選手 全豪 全仏 全英 全米 Inw Mia Mad Chi Pre5 Pre5 Pre
ビアンカ・アンドリースク 64 64 優勝 優勝 16 8 優勝
大坂なおみ 優勝 B32 初戦 B16 B16 B32 B8 優勝 B8 B8 1勝
アシュリー・バーティ B8 優勝 B16 B16 B16 優勝 B4 2位 B4 B4 1勝
シモナ・ハレプ B16 B8 優勝 B64 B16 B4 2位 B32 B8 B8 0勝
ペトラ・クビトバ 2位 B16 B64 B64 B8 B8 B8 2位 B4 2勝
カロリナ・プリスコバ B4 B32 B16 B16 B8 2位 B32 B64 優勝 B8 3勝
ベリンダ・ベンチッチ B32 B32 B32 B4 B4 B16 B4 B16 優勝 B16 2勝
エリナ・スピトリナ B8 B32 B4 B4 B4 B64 B64 B8 B4 B8 0勝

■出場選手の評価

◆エリナ・スピトリナ
前年のファイナル優勝者、2017年5勝、2018年4勝を挙げているが、今年は未勝利で評価を下げざるを得ない。
しかし実力は互角、ギリギリ8位で参加資格を確保した運、さらに前年優勝の意地をみせればチャンスはある。

◆ベリンダ・ベンチッチ
今年は全米オープンで自己最高のベスト4、プレミア5優勝、大坂に3連勝中、直前のクレムリンで優勝してファイナル出場を勝ち取った。
今年は好調で勢いもあるが、このところ連戦で疲れが心配される。

◆ペトラ・クヴィトバ
全豪オープン準優勝、上位選手との対戦でも勝率優位、ただ優勝がプレミア2勝のみで上位大会での優勝がないのが今ひとつ。

◆カロリナ・プリスコバ
プレミア5優勝を含め最多の4勝を挙げ、4大大会優勝なしでもランキング2位は高評価。

◆アシュリー・バーティ
全仏オープン、マイアミで優勝、今季大ブレークした選手で高評価は当然。
但し、ここまで上位選手との対戦では大きく負け越し、不安も残る。

◆シモナ・ハレプ
全英オープン優勝、上位選手との対戦でも大きく勝ち越しているのは高評価。
但し、今季優勝が全英オープンの1勝のみ、ファイナル優勝候補には今ひとつ押し切れない。

◆大坂なおみ
今年の大坂は栄光と挫折の年となったが、チャイナオープンでは現在最も勢いのあるアンドリスク、ランキング1位のバーティに勝利、久しぶりに強い大坂が戻った。
自力でのスランプ脱出は高評価、ファイナルでも中心選手として期待される。

◆ビアンカ・アンドリスク
上位選手のなかでは最年少の19歳ながら今年は大ブレークの年、全米オープン、マンダトリ、プレミア5優勝は高評価。
現在ランキング5位、将来性大きくランキング1位も目前でファイナルの中心選手として期待。

◆結論
◎大坂なおみ
〇ビアンカ・アンドリスク
▲アシュリー・バーティ
△シモナ・ハレプ
△エリナ・スヴィトリナ
まだ対戦が少ないので何とも言えませんが、直前のチャイナオープンを重視して大坂、アンドリスク、バーティ、実績からハレプ、前年優勝のスヴィトリナの順としておきます。

■シングルス結果

□決勝

決勝 勝敗 R1 R2 R3

エリナ・スビトリナ
アシュリー・バーティ

11/3 20:30      
準決勝 勝敗 R1 R2 R3

エリナ・スビトリナ
ベリンダ・ベンチッチ

勝利
棄権
5
7
6
3
4
1

アシュリー・バーティ
カロリナ・プリスコバ

2
1
4
6
6
2
6
3

□予選

本命の大坂なおみが予選1戦のみで棄権してしまいました。
これで今年4度目の棄権、バーティにとってはかなり有利な展開になりましたが、大坂の代替えで途中参加のベルテンスに敗北、レッドグループは一転して混戦模様の展開となっています。
一方パープルグループはハレプがアンドリスクに勝利、これでハレプとスビトリナが一歩リードする展開。
前年優勝のスビトリナが絶好調、ハレプに勝利して2勝に一番乗りとなりました。
プリスコバ、アンドレスク戦はアンドリスクが棄権、これでスビトリナが予選突破一番乗りとなりました。
バーティ、ベンチッチが予選突破確定。

Group Red 勝敗
①アシュリー・バーティ 2-1 X 1-2 2-0 2-1
②キキ・ベルテンス 1-1 2-1 X 棄権敗北
③ペトラ・クビトバ 0-3 0-2 1-2 X 1-2
④ベリンダ・ベンチッチ 2-1 1-2 棄権勝利 2-1 X
②大坂なおみ 1-0 棄権 X 2-1
Group Purple 勝敗
①カロリナ・プリスコバ 2-1 X 2-1 棄権勝利 0-2
②シモナ・ハレプ 1-2 1-2 X 2-1 0-2
③ビアンカ・アンドリースク 0-2 棄権敗退 1-2 X
④エリナ・スピトリナ 2-0 2-0 2-0 2-0 X
③ソフィア・ケニン 0-0 0-2

■ダブルス過去の対戦成績

選手 勝敗   前年の成績
エリーゼ・メルテンス
アリーナ・サバレンカ
8-3 X 1-1 1-1 2-0 1-0 1-1 1-0 1-0 未出場
シェ・スウェイ
バルボラ・ストリコヴァ
10-2 1-1 X 1-0 3-0 2-1 0-0 1-0 2-0 未出場
ティメア・バボス
クリスティナ・ムラノビッチ
6-3 1-1 0-1 X 1-0 0-0 2-0 2-1 0-0 優勝
ガブリエラ・ダブロウスキ
シュ・イファン
3-9 0-2 0-3 0-1 X 0-1 2-0 1-1 0-1 準々決勝敗退
チャン・ハオチン
ラティシャ・チャン
5-9 0-1 1-2 0-0 1-0 X 0-2 1-1 2-3 未出場
バラボラ・クレイチコヴァ
カテジーナ・シニアコヴァ
5-6 1-1 0-0 0-2 0-2 2-0 X 0-1 2-0 準優勝
サマンサ・ストーサ
チャン・シュアイ
4-6 0-1 0-1 1-2 1-1 1-1 1-0 X 0-0 未出場
アンナ・グレーデフェルト
デミ・シューア
4-7 0-1 0-2 0-0 1-0 3-2 0-2 0-0 X 未出場

□ダブルス対戦成績

10/31、シェ・スウェイ、バルボラ・ストリコバ組決勝進出決定
11/01、ティメア・バボス、クリスティナ・ムラデノビッチ組決勝進出決定

Group Red 勝敗
エリーゼ・メルテンス
アリーナ・サバレンカ
1-2 X 1-2 2-0 1-2
ティメア・バボス
クリスティナ・ムラデノビッチ
3-0 2-1 X 2-1 2-0
チャン・ハオチン
ラティシャ・チャン
0-3 0-2 1-2 X 0-2
アンナ・グローネフェルト
デミ・スゥース
2-1 2-1 0-2 2-0 X
Group Purple 勝敗
シェ・スウェイ
バルボラ・ストリコヴァ
2-1 X 1-2 2-1 2-1
ガブリエラ・ダブロウスキ
シュ・イファン
1-2 2-1 X 1-2 0-2
サマンサ・ストーサ
チャン・シュアイ
2-1 1-2 2-1 X 2-0
バラボラ・クレイチコヴァ
カテジーナ・シニアコヴァ
1-2 1-2 2-0 0-2 X

ダブルスは上位3チームが勝ち越し、4位以下のチームが負け越し、対戦成績からも現時点の戦力差は歴然としています。

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