■ルクセンブルク
オーストリアのリンツ女子では念願のWTAツアー初勝利を挙げたコリ・ガウフ、今度はドイツへ移動して連戦でルクセンブルクに臨みます。 ここまで110位あたりで止まっていたランキングも100位を素通りして一機に71位までランクアップ、次は50位以内がターゲット、ここから快進撃となるのか注目です。 1回戦の相手はアナ・ブリンコワ(66位)、ガウフ同様100位台から上がってきた選手、どちらも右肩あがりで好勝負。
●1回戦
ガウフ、ブリンコワ戦はブリンコワが2-0で勝利、ランキングの比較ではいい勝負だと思いましたが、ガウフは圧倒されました。
勝敗はともかく2セット目は1ゲームも取れず3ゲームブレーク、課題を残す結果となりました。
■リンツ女子
●準々決勝
オーストリアで開催中(2019年10月7日~10月13日)のリンツ女子(WTAインターナショナル)準々決勝で、コリ・ガウフが世界ランク8位のキキ・ベルテンスを2-0のストレートで勝利する快挙を遂げています。
全英オープンでは予選を勝ち抜いて、本戦ではベスト16となる活躍で話題となったコリ・ガウフですが、その後試合の出場も少なく目立った成績を残していませんでした。
ランキングも100位突破を前に動きがなく、ようやく全米オープンから始動、まずは目前の100位突破を射程にいれたリンツ女子への参戦となりました。
1、2回戦をストレートで勝ち上がり準々決勝進出、これで100位突破が確定していよいよ準々決勝。
しかし不運にも準々決勝で今大会唯一のシングルランキングとなるベルテンスとの対戦となり、残念に思っていましたが、なんとストレート勝ちとは思いもよらない結果が待っていました。
3桁ランクの選手が1桁ランクの選手に勝利したことは、滅多にお目にかかれない快挙、自己最高の試合となりました。
残る強敵はランキング35位のエカテリーナ・アレクサンドロワ、やってみなければわかりませんが、ベルテンスと比較すれば十分勝機のある相手と言えるでしょう。
リンツ女子では待望のシニア初勝利も目前となり、優勝すれば110位から一機に70位台までランクアップ、さらに50位突破も視野に入ってきます。
●準決勝
ガウフ、ペトコビッチ戦、ガウフ2-0で勝利、ここまで落としたセットはベルテンス戦のみ。
本領発揮という以外に言葉がありません。
オスタペンコ、アレクサンドロワ戦、オスタペンコが2-1の逆転勝利。
いよいよ明日は決勝戦、相手は2017年全仏優勝者、今シーズンは不調ながら徐々に登り調子のオスタペンコ、力関係はわからないが有望選手同士の一戦だ。
●決勝
ガウフ、オスタペンコ戦、ガウフが2-1で勝利。
1セット先取した後の2セット目はオスタペンコが6-1で圧倒、3セット目はガウフが2ブレークそのまま逃げ切りました。
ガウフは、これで念願のWTAツアー初優勝、280ポイント加算されてランキングも110位から70位台へ躍進となります。
リンツ女子(オーストリア)2019.10.7 – 10.13 | |||||
試合 | 対戦選手 | 1st | 2nd | 3rd | Set |
決勝 | コリ・ガウフ エレナ・オスタペンコ(72) |
6 3 |
1 6 |
6 2 |
2 1 |
準決勝 | コリ・ガウフ アンドレア・ペトコビッチ(75) |
6 4 |
6 4 |
2 0 |
|
準々決勝 | コリ・ガウフ キキ・ベルテンス(8) |
5 7 |
6 4 |
6 3 |
2 1 |
2回戦 | コリ・ガウフ カテリナ・コズロバ(83) |
4 6 |
6 4 |
2 0 |
棄 |
1回戦 | コリ・ガウフ シュテファニー・フェーゲレ(132) |
6 3 |
7 6 |
2 0 |
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