2019全米オープンテニス/19歳新女王アンドリースク誕生

2019全米オープンテニス/19歳新女王アンドリースク誕生

■全米オープン

毎年9月最終週の月曜日から2週間の期間(今年は8月26日~9月8日)、メジャー最高賞金額の最終戦としてニューヨーク郊外USTAナショナル・テニス・センターで開催されます。
昨年は大坂なおみがこの大会から大ブレーク、一躍トップ選手として注目を集める存在となりました。
今年初戦のメジャー大会となった全豪オープンを大坂が優勝してランキング1位となりましたが、その後の女子には中心となる選手が不在となり混戦状態が続いています。
そのなかで若干15歳の新星コリ・ガウフがウィンブルドン予選を突破してベスト16に入る大健闘でがぜん注目を集める存在となりました。
まだ十代半ば、いきなり優勝というわけにはいかないでしょうが、1勝でも多く勝ち進んでいけば大会の盛り上がりも格段に上がってくるでしょう。
男子では成長著しいメドベージェフ、シティ・オープン、ロジャーズ・カップ、ウェスタン・サザン・オープンと3戦連続で決勝進出、今回全米オープンで決勝進出するには、3強のうち2人フェデラーとジョコビッチに勝たなければなりませんし、決勝に進んでもナダルとの対戦、余りにも組み合わせがきびしすぎます。
3強との対決はまだ分が悪く準決勝まで進むのも難しいでしょう。

1回戦
●男子
ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、錦織が勝利。
組み合わせから錦織はベスト8まで進む可能性があります。
●女子
大坂、バーティ、ハレプ、プリスコバ、スピトリナ、ガウフ、ウィリアムズ姉妹が勝利。
3回戦では大坂とガウフが当たります。
ケルパーが敗退。

2回戦
●男子
ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、錦織が勝利。
●女子
大坂、バーティ、プリスコバ、スピトリナ、セリーナ、ガウフが勝利。
ハレプ、クビトバ、サバレンカ、ビーナスが敗退。
いよいよ3回戦で大坂とガウフ、注目の初対戦となります。

3回戦
●男子
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーが勝利、錦織がデミノールに敗戦
●女子
大坂、バーティ、プリスコバ、スピトリナ、セリーナが勝利
注目していた大坂なおみ、コリ・ガウフ戦、全豪以降まったく精彩を欠いている大坂、対していまや世界の注目の的となっているガウフ、ランキングでは1位と140位ながら、試合はもつれると予想していました。
ここでガウフが勝てばメジャー大会初のベスト8、ランキングも急上昇、ランキング1位を破る大金星となります。
しかし結果は大坂の圧勝、ディフェンディングチャンピョンの意地を見せました。
テニスの王女様も女王様に勝つことは許されませんでした。
次の対戦はランキング上位のベンチッチ(12位)、大坂2連敗中の相手でもあり、ここで勝てば復調してきたと言えるでしょう。
ベンチッチも勝てば昨年の全英以来のベスト8、両者とも大事な一戦となります。

4回戦
●男子
フェデラー、デミトロフ、メドベージェフ、ワウリンカ、ベレティニ、モンフィス、ナダル、シュワルツマンが勝利してベスト8。
大本命のジョコビッチが連続2セットを落として棄権、番狂わせとなりました。
ワウリンカは大金星、これで優勝争いは一転して激戦となります。
●女子
ここから大坂の組み合わせを見ると、決勝戦までの強敵はベンチッチが12位で最高ランク、4回戦のベンチッチに勝利すれば決勝まで強敵不在といえる。
一方バーティの組み合わせはプリスコバ(2位)、セリーナ(8位)、スピトリナ(5位)と強敵揃い、組み合わせからは大坂に有利といえる。
3回戦で注目を集めるガウフを圧倒、久しぶりに大坂の復調ぶりを感じる試合となった。
スピトリナ、セリーナ、ワン・チャン、ジョアンナ・コンタが勝利し、ベスト8。
ランキング2位のバーティがワン・チャンにスレート負け、優勝候補が早くも姿を消しました。
ランキング3位のプリスコバもジョアンナ・コンタに1-2で敗退。
大坂、ベンチッチにストレート負け、上位陣総崩れとなりました。

準々決勝
●男子
フェデラーにとってはジョコビッチとの対戦がなくなって組み合わせ的にはがぜん有利になったと思いましたが、デミトロフに負けてしまいました。
ナダルにとってはジョコビッチ、フェデラーに勝たなくてもメジャー優勝できる状況、こんなチャンスは滅多にないと言えるでしょう。
ナダルには勝ってくださいと言わんばかりの全米オープンとなりました。
メドベージェフ、デミトロフ、ベレティニ、ナダルがベスト4
●女子
スピトリナ、セリーナ、ベンチッチ、アンドリースクがベスト4

準決勝
予想が外れまくっている全米オープンですが、ナダル、セリーナの優勝は鉄板でしょう。
●男子
ナダル、ベレティニ戦はナダルが3-0で勝利
メドベージェフ、デミトロフ戦はメドベージェフが3-0で勝利
●女子
セリーナ、スピトリナ戦はセリーナが2-0で勝利
アンドリースク、ベンチッチ戦はアンドリースクが2-0で勝利
セリーナは出産から復帰したここ1年、メジャーの決勝へ進むとストレート負けが続いていますが、今度は復調気配十分で復帰後初優勝のチャンス。

決勝
●男子
ナダル、メドベージェフ戦は、ナダルが3-2で勝利。
3強の2選手がいなくなったわけですから、ナダルの優勝は当然といえますが、決勝戦はフルセットとなる接戦でメドベージェフにも優勝のチャンスがありました。
ナダル相手に2セット連取されてからの巻き返しでタイに持ち込んだ力は相当なもので、23歳という年齢から来期は3強を脅かす存在になる可能性を秘めています。
これでメドベージェフは自己最高のランキング4位、メジャーを取れば4強体制で男子テニスもバリエーションが出てくる。
ウィンブルドンでは惜しくも優勝を逃したフェデラー、ジョコビッチとの死闘に敗れ、おそらく勝っていた試合を落とした心境で試合後は茫然としていた姿が印象的でした。
フェデラーといえども既に38歳、20年間に渡ってトップクラスの力を維持してきたことは驚異的と言えますが、優勝のチャンス十分と思っていた今回の準々決勝敗退はウィンブルドンの後遺症?。
●女子
セリーナ、アンドリースク戦は、アンドリースクが2-0で勝利。
予想に反してアンドリースクの一方的な試合、昨年の大坂のようなアンドリースクの優勝となった。
アンドリースクはまだ19歳の選手、昨年全米オープンで大ブレークとなった大坂に次いで、早くもポスト大坂の出現となった。
これでアンドリースクはランキング15位、10位以内が視野に入った。
掴みどころのない混戦状態の女子テニス、どうせなら最強のランキング選手に育ってもらいたいものだ。

■男子トーナメント表

■女子トーナメント表

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