FISワールドカップ・アルペンスキー大会2023-2024オーストリアのゼルデンで10月28日(土)開幕

2019ウィンブルドン・トーナメント表・結果速報

2019ウィンブルドン・トーナメント表・結果速報

■2019ウィンブルドン選手権大会

7月1日(月)~7月14日(日)の期間でウィンブルドン選手権が開催されます。
女子は相変わらず中心選手不在の混戦が予想されますが、メジャー初優勝で勢いのあるアシュリー・バーティが優勝候補の最有力となりそうです。
ただ、先週6月25日にネイチャーバレー・クラシックを古傷の痛みを芦有に棄権、治療に専念してウィンブルドンを目指すとのことでしたが、一週間足らずの日数で完治するかは疑問、長丁場のウィンブルドンで痛みが再発する心配も懸念されます。
若手ではボンドロウソバ、アニシモバ、ガウフなど十代の有望選手の活躍が目立つ、大坂には立ち直りのきっかけが必要。
注目は最年少の天才少女コリ・ガウフの実力、シニアでどこまでやれるか注目の的となる。
アマンダ・アニシモバは全仏でベスト4の実績、全仏ではあわやバーティを破って優勝かと思わせたが、惜しくも逆転負けウィンブルドンで雪辱を期す。
男子はジョコビッチ、ナダル、フェデラーの御三家が健在、年齢的に劣勢のフェデラーは得意のウィンブルドンで巻き返したいところです。
安定株のジョコビッチは全仏オープン準決勝ではさんざんな試合で敗戦、強風の影響でまともな試合ができなかったようですが、付け入るスキはありそうです。
全仏オープンのスペシャリスト、ナダルは圧勝で最多優勝回数を更新しましたが、ウィンブルドンでは同じテニスは出来ないでしょう。
そろそろ急成長の若手選手がでてきても良さそうですが、候補がなかなか見当たりません。

●バーナード・トミック(96位)賞金全額剥奪
7月2日ウィンブルドン1回戦、ツォンガ戦のトミックは試合開始からわずか58分で2-6、1-6、4-6のストレート負け、この試合を無気力プレーと判断され賞金4万5000ポンド全額没収されることになった。
トミックには過去にも無気力プレーの前科がある。
この裁定にお騒がわせ男のキリオスが「全額没収は常軌を逸した裁定」と抗議、過去に無気力プレーの前科を持つキリオスがトミックを弁護するかたちとなった。
2018年からの適用ルール
①1回戦出場前の棄権:代替え選手と賞金を分け合う
②途中棄権:罰金対象
③プロとしての基準以下のプレー:罰金
前提として主催者が決めたルールですから選手は従わざるを得ないでしょう。
しかし、試合前の棄権でも賞金が出るわけですから、全額没収は厳しすぎる裁定のように思えます。
キリオスの抗議にもあるように「全額没収」は厳しすぎるということでしょう。
詳しいルールは解りませんが、主催者側はもっと具体的な内容のルール作りを進めるべきでしょう。
そのキリオスは2回戦でナダル相手に2度のタイブレーク、あと一歩及ばずにいずれもセットを落として敗退しましたが、試合内容はほぼ互角の大接戦を演じています。

■注目選手の試合結果

●突如彗星のごとく登場したコリ・ガウフ(15歳)米国
ウィンブルドン予選を勝ち抜いて最年少記録とともに本戦に出場してきた15歳の天才少女、コリ・ガウフが話題を独占しています。
今年の2月25日時点では454位、予選終了後の7月1日には313位とランキングは右肩上がり急上昇、戦歴はわずかですが今年の芝コートでは負け知らず、めきめき実力を伸ばしていることは確かです。
初戦は憧れのウィリアムス姉妹のビーナスとの対戦、勝敗は別にしても注目の一戦となります。

▶恐るべし15歳天才少女コリ・ガウフ

●1回戦女子
①マルケタ・ボンドロウソバ:マディソン・ブレングル
期待していたボンドロウソバはグラスコートが不得手なのか、いいところなくストレート負け。

②大坂なおみ:ユリア・プティンツェワ
1セット目は先に大坂がブレークを奪った後、ブレークバックされタイブレークではプティンツェワに押し切られた。2セット目は2ブレークダウンを喫し、終始プティンツェワが先行してストレート負けとなった。

③コリ・ガウフ:ビーナス・ウィリアムス
第1セットはコリ・ガウフがサービスブレークでリード、そのまま押し切る。
第2セットもコリ・ガウフがサービスブレークでリード、その後ブレークバックされて追いつかれるも、再度のブレークで勝利。
15歳とは思えぬ落ち着いた試合運び、2回戦はマグダレナ・リバリコバ(139位)勝機十分で楽しみな一戦。

④アマンダ・アニシモバ:ソラナ・チルステア
アニシモバがストレートでチルステアに勝利、2回戦の対戦相手はマグダ・リネッテ(75位)。

⑤アシュリー・バーティ:ジュン・サイサイ
バーティがストレートで勝利、心配された腕の痛みは大丈夫そうです。

●2回戦女子

①コリ・ガウフ:マグダレナ・リバリコバ
1回戦同様、終始試合をリードして6-3、6-3のストレート勝ち。
3回戦の相手はポロナ・ヘルツォグ(60位)、2回戦ではランキング上位のマディソン・キーズ(16位)を6-2、6-4のストレートで下し絶好調、実力接近で注目の一戦となる。

②アマンダ・アニシモバ(26位):マグダ・リネッテ(75位)
リネッテ終始主導権を握って6-4、7-5でアニシモバにストレート勝利。
2セット目終盤にアニシモバのブレークチャンスが何度かありましたが、リネッテに凌がれました。

アシュリー・バーティ2-0、ペトラ・クビトバ2-0、ビクトリア・アザレンカ2-0、シモナ・ハレプ2-1で勝利。
アンゲリク・ケルパー(5位)がローレン・デービス(95位)に1-2で敗れました。

●女子3回戦
コリ・ガウフ:ポロナ・ヘルツォグ
1セット目はヘルツォグが先にブレークを取りそのままセットをものにしています。
2セット目もヘルツォグが先にブレーク、第10ゲームまではヘルツォグが圧倒的に優勢、ストレート勝ち目前でガウフが底力を発揮、試合を振出しに戻すと、大接戦となるタイブレークを制してガウフが2セット目を勝利。
3セット目は流れを引き寄せたガウフが先にブレーク、しかしヘルツォグもすぐにブレークバック、予想のできない展開となりますが、第12ゲームで再びガウフがブレークして勝利。
第2セットは両者にとって忘れられない試合となるでしょう。
ガウフはこれでベスト16、次の相手はシモナ・ハレプ、初めてのランキング1桁台の選手との一戦となります。

●4回戦女子
コリ・ガウフ:シモナ・ハレプ
ハレプ6-3、6-3でストレート勝利。
ガウフ健闘しましたがハレプには及びませんでした。
初めて臨んだウィンブルドン・シングルスで4回戦進出、十分手ごたえを掴んだ大会となりました。

アリソン・リスク(55位):アシュリー・バーティ
リスク3-6、6-2、6-3で女王バーティに勝利、大金星をあげました。

カロリナ・ムホバ(68位):カロシナ・プリスコバ(3位)
ムホバ4-6、7-5、13-11で勝利、3セット目は今大会屈指の大接戦、決勝戦にとっておきたいような試合となりました。

4回戦でランキング1位のバーティ、3位のプリスコバが姿を消したため、女子はまたまた大混戦誰が優勝するのかまったく予想のつかない展開となってきました。

●女子準決勝
ハレプ、スピトリナ戦、ハレプ6-1、6-3のストレート勝ち
ウィリアムズ、ストリコバ戦、ウィリアムズ6-1、6-2のストレート勝ち。
このところ若手選手に押されてきましたが、決勝は久々に実力者同士の対戦となりました。
ここまで両選手とも危なげない試合で勝ち上がって好調を維持しています。
決勝戦らしい白熱戦が見られることを期待しています。

●女子決勝
ハレプ、ウィリアムズ戦は実力接近の白熱戦を予想していましたが、ハレプ6-2、6-2で勝利、1時間足らずのあっけない幕切れとなりました。

●1回戦男子
ジョコビッチ3-0、ナダル3-0、フェデラー3-1、錦織3-0で勝利。

●2回戦男子
ジョコビッチ3-0、ナダル3-1、フェデラー3-0、錦織3-0で勝利。

●3回戦男子
ジョコビッチ3-1、ナダル3-0、フェデラー3-0、錦織3-0で勝利。
錦織が3回戦まで全てストレート勝ち、今までと比べて格段に良くなっている印象です。

●4回戦男子
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーともに3-0、錦織3-1で勝利。
錦織準々決勝まで進みましたが、次はフェデラーが相手で勝機は少ないでしょう。
ここまでくると御三家の優勝争いとなりそうですが、相手に恵まれたジョコビッチが有利。

●準々決勝男子
ジョコビッチ3-0で勝利。
錦織、フェデラー戦、いきなり錦織のブレークで始まり錦織の1ブレークアップのまま1セット目を取りました。
錦織、御三家の一角を崩せるか?
フェデラーはここでもたつくようでは、この後のナダル、ジョコビッチの2強対決は苦戦必至。
2セット目、早くもフェデラーのブレーク、6-1でフェデラー圧勝、本気になっちゃいました。
3セット目、4セット目もフェデラーが先にブレークを取り、3-1で勝利。
ナダル、クエリーはナダル2セット連取、3セット目もブレークを取っていますから、3-0で勝利となりそうです。
準決勝はジョコビッチとバウティスタ、フェデラーとナダル。

●準決勝男子
ジョコビッチ、バウティスタ戦、ジョコビッチ3-1で勝利。
今大会好調のバウティスタ2セット目を取って、セットカウント1:1のイーブンに戻しましたが、後が続かず敗退しています。
フェデラー、ナダル戦、フェデラー3-1で勝利。
決勝はフェデラー、ジョコビッチ。

●決勝男子
フェデラー、ジョコビッチ戦、決勝戦にふさわしい激戦となっています。
第1セット、両者6ゲームをサービスキープでタイブレーク、5-3でフェデラーのリードからジョコビッチ4ゲーム連取で第1セットはジョコビッチ。
第2セット、ジョコビッチらしくない試合展開でフェデラーの一方的な試合となり、6-1でフェデラー。
第3セット、第1セットと同様にタイブレーク、終始リードする展開でジョコビッチ。
第4セット、フェデラーの1ブレークアップでリード、そのままリードを保って6-4でフェデラー。
第5セット、ジョコビッチ第8ゲームをブレークして5-3でリード、フェデラー第9ゲームでブレークバックしてイーブン、両者一歩も譲らず6-6で延長戦に突入。
第15ゲーム、先にブレークしたのはフェデラー、8-7として1ブレークアップ、サービスキープすれば勝利。
第16ゲーム、40オールからジョコビッチのアドバンテージ、ジョコビッチ見事にブレークバックで再びイーブン。
第17、18、19、20、21、22、23ゲームは両者サービスキープで12-12、ここまでくるとどちらにも勝たせたい展開となっています。
ここから3度目のタイブレーク、ジョコビッチ3度目のタイブレークも終始リード、そのまま押し切りました。
フェデラー、3度のタイブレークを全て落として敗戦となりましたが、今年一番の名勝負を演じています。

■男子トーナメント表

■女子トーナメント表

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