FISワールドカップ・アルペンスキー大会2023-2024オーストリアのゼルデンで10月28日(土)開幕

大坂なおみ・エバートもびっくりコーチ解消劇

大坂なおみ・エバートもびっくりコーチ解消劇

■2019年の試合結果

・2019.02:全豪オープンテニス優勝後、サーシャ・パインとのコーチ契約解消

・2019.02:ドバイ・デューティーフリー・選手権、2回戦敗退

・2019.03:BNP・パリバ・オープン、4回戦敗退

・2019.03:マイアミ・オープン、3回戦敗退

・2019.04:ポルシェ・テニス・グランプリ、準決勝棄権

・2019.05:マドリード・オープン、準々決勝敗退

・2019.05:BNLイタリア国際・トーナメント、準々決勝棄権

・2019.05:全仏オープン3回戦敗退

▶2019大坂なおみ選手の試合結果

▶2019マドリードオープン・トーナメント試合結果

▶2019全仏オープン結果速報・トーナメント表、女子は混戦か?

■パインコーチ解任の影響

大坂選手は全豪オープン優勝後に4大会に出場してきましたが、結果をだせずに終わっています。

復調気配が伺えた前回のポルシェ・テニス・グランプリですが、左わき腹の負傷で棄権となり体調が少し不安です。

2年前の2017年は大坂選手にとって伸び悩んだ年となりましたが、年末になってウォズニアッキのコーチ契約を解消したサーシャ・パインをコーチに迎えることになり、その結果2018年は全米オープン優勝という大ブレークの年となります。

コーチ就任から1年でのメジャー大会優勝、大坂選手だけでなくパインコーチの手腕にも注目が集まります。

大坂選手は地元マイアミのエバート・テニス・アカデミーを拠点として活動しています。

エバート・テニス・アカデミーはかつての名選手、クリス・エバートが運営するテニス選手養成クラブです。

エバートはアメリカを代表する女子プロテニス選手で、メージャー大会に18回の優勝を誇る実績を残しています。

試合中は感情をまったく面に出さず淡々と球を打ち続ける姿から、氷の人形(アイス・ドール)と呼ばれることもあり、こんな言葉も残しています。
「90%は自分の精神との戦い。私をここまで導いてくれたのは、集中力だけなの。」

そのエバートはパインコーチを高く評価していて、「サーシャは、大坂選手に何が足りないかを知っている。」という意味の言葉を話しています。
この「何が」とはメンタル面のことを指した言葉と解釈してもよさそうです。

コーチ就任から約1年でメージャー大会連覇、さらに異例ともいえる突然のコーチ解消で、エバートを2度もビックリさせることになります。

それまで劣勢になると苛立ちを隠せないメンタル面の課題を、パインコーチとともに克服してきた大坂選手でしたが、パインコーチとの契約解消によって支えを失ったかのように、下位選手にあっさり敗戦する結果が続いています。

それでも前大会では準々決勝2セット目を逆転勝利、ようやく立ち直りの兆しを見せましたが、続く準決勝を左脇腹を痛めて棄権することになり、その結果ベスト4となりました。

今回のマドリード・オープンはランキング10位までの選手が全員参加する豪華なメンバー、全仏オープンを占う意味でも重要な大会となり、大坂選手の試合にも注目が集まります。

今月末には全仏オープンが始まります。

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