2019インディカー第11戦トロント／琢磨・決勝戦炎上

インディカー11戦はアメリカを離れてカナダ・オンタリオ州の州都トロント開催となります。
トロントはカナダ最大の都市（北米でも有数の大都市）で高層ビルが立ち並ぶ近代的、国際色豊かな治安の良いところです。

■第11戦トロント

●プラクティス走行：7月13日
初日13日はプラクティス走行が2回行われ、総合1位にスコット・ディクソン（チップ・ガナッシ）、2位には佐藤琢磨、4位にはグラハム・レイホールとレイホール・レターマンの二人が上位のタイムを出して好調な滑り出しとなりました。

●予選初日：7月13日
プラクティス走行では2位と好調な滑り出しを見せた琢磨、予選初日はウォールに接触するミスで19位ヘ後退、このところミスが続いて結果が出せない状況、チームメイトのグラハムレイホールは好調で6位に付けている。

●予選2日目：7月14日
予選初日に19位と出遅れた琢磨、Q1では勝ち残るがQ2で敗退し、予選総合10位とまずまずのポジションから決勝へ臨む。
Q2では琢磨とブルデーが接触、その後取っ組み合いの喧嘩となり遺恨を残したが、決勝での両者の争いにも注目したい。
チームメイトのレイホールは12番手、展開次第ではトップ争いに加われる。
予選トップはパジェノー、チップ・ガナッシのディクソン、ローゼンクビィストが2、3番手と続く。

●決勝：7月14日
オープニング・ラップでいきなり多重クラッシュでイエローコーションとなり、荒れそうなレースを予想されたが、その後は何事もなくレースが進んでいく。
パジェノーはポールポジションを生かして終始トップを走行そのままゴール、インディ500以来の勝ち星を挙げた。
予選2位のディクソンが2番手からトップに迫ったが、先頭を走ることなく2番手でゴール。
10番手スタートの琢磨も健闘して4、5番手まで順位を上げるも、68週目マシンに突如マシンから炎があがり、マシンの炎上とともにレースを終えた。

■第11戦トロント・決勝

■第11戦トロント・予選総合結果

■第11戦トロント・プラクティス総合結果