LPGA米国女子ゴルフ2020結果速報／最終戦CME選手権

LPGA米国女子ゴルフツアー再開
7月31日、ドライブ・オン選手権からLPGA米国女子ゴルフツアーが166日ぶりに再開の運びとなりました。
コロナ感染が拡大し続けるなかでの再開となり先行き不透明ではありますが、なんとか再開にこぎつけました。

◆CMEグループ・ツアー選手権（12/17-12/20）

コ・ジンヨンただ一人4日間六十台で回って、最終日もベストスコアで2位以下を突き放して優勝、世界ランク1位の実力を見せつけた。
全米女子オープンよりも渋野向きのコースと思えるので、出場すればさらに面白くなっていた。

◆ボランティア・オブ・アメリカ（12/3 – 12/6）

全米女子オープンの前哨戦となるボランティア・オブ・アメリカ、韓国勢からは今シーズン初参戦となるコ・ジンヨンをはじめとするメジャー選手が出場しています。

●コース概要
テキサス州、オールド・アメリカンGC、6475ヤード、パー71

◆KPMG女子PGA選手権（10/8 – 10/11）

●コース概要
ペンシルバニア州、アロニミンクGC、6577ヤード、パー70

●第1ラウンド
ケリー・タン、ブリタニー・リンシコムが3アンダーでトップタイ、渋野がイーブンとまずまずの出来。

●第2ラウンド
キム・セヨンが5打伸ばして4アンダーで単独トップ、ジェニファー・カプチョも5打伸ばして3アンダーで2位タイとこのところ好調になってきた。
畑岡は1打伸ばして1オーバーで19位、トップとは少し差はあるが悪くない。
渋野は5打落として5オーバーで予選は通過したが、ここから上位進出は難しい。

●第3ラウンド
キム・セヨンが3打伸ばして7アンダーで首位をキープ、2打差の2位にブルック・ヘンダーソンとアンナ・ノードクイスト、畑岡が2打伸ばして1アンダーで10位に付けている。
渋野は6打落として11オーバー、まだ米国ツアーの経験不足で対応できていない。

●最終日
ここまでアンダーパーが10名、上位陣を除くとほとんどんの選手がスコアを落としている。
日本選手のなかでは畑岡が10i位と健闘、米国ツアーの経験値の差が出ている。
河本、野村、渋野も予選は通過しているのは一定の成果で悪くはない、最終日はアンダーパーを目指したい。
キム・セヨンが7打伸ばして14アンダーで首位を独走して優勝、朴仁妃が5打伸ばして9アンダーで2位、韓国勢のワンツーフィニッシュとなった。
畑岡が6打伸ばして7アンダーと健闘してカルロタ・シガンダと並んで3位タイ。
渋野が最終日にようやく1打伸ばして順位を大きく上げた。

◆ショップライトLPGAクラシック（10/2 – 10/5）

●コース概要
ニュージャージー州、シービュー・ドルチェホテル／ベイコース、6190ヤード、パー71

●第1ラウンド
ローレン・スティーブンソン、イ・ミヒャンが8アンダーで首位、ライアン・オトゥール、畑岡奈紗が7アンダーで3位タイ、渋野が3アンダーで22位とまずまずのプレー。

●第2ラウンド
畑岡が11アンダーで単独首位、イ・ミヒャン、メリッサ・レイドが1打差で続いている。
渋野は1打落として2アンダーで45位に後退、決勝ラウンドで上位進出を期待。

●第3ラウンド
メリッサ・レイドが15アンダーに伸ばして単独首位、ジェニファーソングとジェニファー・カプチョが1打差で追う展開。
カプチョは久々の上位進出で優勝を目指す。
畑岡は3打差で優勝争い、渋野は2つ伸ばして4アンダーで34位、復調気配ではあるがまだ本調子にはあと1歩。

●最終日
メリッサ・レイド、ハナ・グリーン、ジョージア・ホールと首位がかわり、最後はジョージア・ホールとアシュリー・ブハイが12アンダーで並び、プレーオフへもつれ込んだ。
渋野が2アンダー、通算6アンダーとスコアを伸ばし、ようやく復調気配をみせてきた。

◆キャンビアポートランドクラシック（9/18 – 9/20）

●コース概要
オレゴン州ポートランド、コロンビア・エッジウォーターCC、6467ヤード、パー72

●第1ラウンド
シドニー・クラントン、ハナ・グリーンが6アンダーで首位、渋野日向子が1アンダーで39位タイ、首位とは少し離されたがまずまずのプレー、このところスコアを崩す場面が多くアンダーをキープしたい。

●第2ラウンド
メリッサ・レイドが2日目7アンダー通算で12アンダーで単独首位に立った。
渋野が2日目3アンダー、通算4アンダーとスコアを伸ばした。

●最終日
メリッサ・レイド、ハナ・グリーン、ジョージア・ホールと首位がかわり、最後はジョージア・ホールとアシュリー・ブハイが12アンダーで並び、プレーオフへもつれ込んだ。
渋野が2アンダー、通算6アンダーとスコアを伸ばし、ようやく復調気配をみせてきた。

◆ANAインスピレーション（9/10 – 9/11）

●コース概要
カリフォルニア州ミッションヒルズCC、6769ヤード、パー72

コロナの影響で中断されていたツアーがようやく再開されましたが、注目の渋野日向子の調子がいま一歩でここ数戦予選落ちが続いています。
全英女子オープン出場からは、日本に戻らず米国女子ツアーに参戦する予定で、ANAインスピレーションは米国ツアー初戦となります。
スコットランドでは慣れないコースでのプレーで、成すすべがなかったという印象でしたが、心機一転して米国ツアーに臨んでもらいたいと思います。
日本選手では、野村敏京がこのところいいプレーが続いていて、ここでも注目しています。
韓国勢主力選手は、ここも不参加で当分の間お目にかかれそうにありません。

●第1ラウンド
渋野、野村、畑岡が首位から3打差の2アンダーで15位、河本が1アンダーで34位、初日としては悪くないポジションに付けています。
ここで渋野が立ち直るきっかけを掴めるかが見どころですが、スコットランドよりは渋野向きのコースで、バーディの取り合いになるなら望むところでしょう。

●第2ラウンド
このところ毎回上位のネリー・コルダが順調にスコアを伸ばして11アンダーの単独首位、2打差で追うイ・ミリムが2日目7アンダーのベストスコア、キム・セヨンやチョン・インジなど韓国勢の活躍が目立っている。
レクシー・トンプソンが2日目5アンダーで上位に顔を出してきました。
日本勢は1日目は渋野、畑岡、河本がアンダーフィニッシュとなり2日目に期待を繋げましたが、2日目は不発に終わりました。

●第3ラウンド
日本勢は2日目の不調からは見違えるプレー、畑岡、渋野がともに2番目の好スコア、5アンダーでフィニッシュした。
畑岡は通算6アンダーで14位、渋野は通算4アンダーで21位、今シーズンは出足から躓いた渋野だったが、ようやく納得のプレーができた。
首位は12アンダーでネリー・コルダとブルック・ヘンダーソン、少し差が開いているので優勝は難しそうだが、少しでも上位を目指してもらいたい。
久々にトンプソンが2打差で優勝争いを演じている。
期待も込めてここは優勝のチャンス、ネリー・コルダとの一騎打ち。

●第4ラウンド
ようやく3日目に見せ場を作った渋野、最終日に期待を繋ぎましたが、スコアを大きく崩してしまいました。
前期良すぎた反動か、今期はいいところがありません。
対照的に畑岡は最終日にも大きくスコアを伸ばして7位、明暗を分けました。
上位陣は4日間を通して全てアンダーパー、イ・ミリム、ネリー・コルダ、ブルック・ヘンダーソンが15アンダーで並び、3人のプレーオフでイ・ミリムが抜け出して優勝を飾りました。
期待していたレクシー・トンプソンは、一歩届かず4位に終わりました。

◆ウォルマート・アーカンソー選手権（8/13 – 8/16）

◆アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコティッシュオープン（8/28 – 8/30）

スコットランド／ルネッサンスDC、6427ヤード、パー71
全英女子オープン連覇を目指して渋野日向子がスコットランドへやってきました。
海外試合の少ない渋野ですが、前回の全英女子オープンではギャラリー人気度ランキング№1となり、試合でもメジャー初挑戦で優勝の快挙と結果を出しました。
度胸満点の試合ぶりに海外での注目度も急上昇の渋野が、再び全英女子オープンに臨みます。
今週は前哨戦となるスコティッシュ・オープンで上位進出して、足掛かりを掴みたいところです。

●1日目、開始時間が大幅に遅れ後半の選手は、途中でサスペンデッドとなりました。
注目された渋野日向子は8オーバーでフィニッシュ、何が原因かわかりませんが結果が出せませんでした。
野村敏京が粘り強いゴルフで首位から5打差の1オーバーと健闘しています。
ニコール・ラルセンが4アンダーで単独首位、1打差の3アンダーに5名、欧州勢が上位を占めています。
特にデンマークの選手の健闘が目立つ結果となっています。

●2日目
トップ9でもアンダーパーで回った選手が4名、非常に難しいコースでステイシー・ルイスがこの日5アンダ－でアサハラ・ムニョスと並んで首位。
渋野もコースに対応できず14オーバーで予選落ち、河本も8オーバーで予選通過叶わず。
野村と畑岡がイーブンに戻して首位から5打差の13位タイと好位置をキープして決勝戦に臨みます。

◆マラソン・クラシック（8/6-8/9）

先週開催されたドライブ・オン選手権で4位の河本結に期待、多くの選手がスコアを崩すなかで終始安定したプレー、出場選手もほぼ同じで実力的にも遜色ない。
主力の韓国勢はコロナの影響から大事をとって自国で待機中、今が上位進出のチャンス。

ハイランド・メドウズ（オハイオ州）6555ヤード、パー71

●2日目
期待の河本結は2日目6オーバー、通算3オーバーで予選落ち。

●3日目
リディア・コが16アンダーに伸ばして2位に4打差、3位に6打差と独走態勢。

◆ドライブ・オン選手権（7/31-8/2）

有力選手の出場が少ないのでここは河本結に期待、なんとか上位に入りたい。
ギャビー・ロペス、マリナ・アレックスがコロナ検査で陽性反応、アレックスはその後の追加検査3回では陰性ながらツアーガイドラインに従って欠場となる。

インバネス・クラブ（オハイオ州）6856ヤード、パー72

●1日目
首位に-6でダニエル・カン、2位に-5でジョディ・エワート、3位に-4でリーアン・ベースとセリーヌ・ビュティエ、河本結は4打差の-2で8位タイ、いい位置に付けています。
●2日目
首位に-5でダニエル・カン、ジョディ・エワート、セリーヌ・ビュティエの3人、河本結は2打差の-3で4位タイと優勝を狙える絶好の位置にいます。
上位では河本に並んでサラ・スチルメトルが本日ベストスコアの-3とスコアを伸ばしてきました。
●最終日
河本結はスコアを伸ばせず-3をキープ、順位も4位をキープしてフィニッシュ、優勝を逃しました。