2019全英オープンゴルフ3日目／地元シェーン・ローリ単独トップ

■2019全英オープンゴルフ

今年の全英オープンゴルフ選手権大会は7月18日～7月21日、68年ぶりに北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュＧＣ（7344ヤード、パー71）にて開催されます。
地元、北アイルランド出身の選手には今大会にも出場しているローリー・マキロイがいる。

●初日
J.B.ホームズ（米国）が-5の単独トップ、シェーン・ローリ－が-4の2位と抜け出した。
ブルックス・ケプカはトップから2打差の-3、ジャスティン・ローズは-2と好位置に付けている。
地元出身で注目されたロリー・マキロイは+8、タイガー・ウッズが+6と大きく出遅れ、予選落ちの可能性が大きい。
稲森佑貴が11番ホールで3つ目のバーディをとり、3アンダーまで伸ばしたが、16番、18番をボギーとしてが、日本勢ではトップの-1、松山、堀川がイーブン、浅地が+1と続き、2日目に期待を繋いだ。

●2日目
シェーン・ローリーが一時-10で単独トップに立ったが、14番、18番をボギーとし、ホームズと並び-8でトップタイ、イングランドのフリートウッド、ウェストウッドが1打差の-7で続いた。
初日+8と大荒れのマキロイは意地をみせて-6、2日目のベストスコアをマーク。
日本勢はスコアが伸ばせず、稲森、浅地が+1の56位タイが最高位、上位進出は難しい。

●3日目
地元アイルランド出身のシェーン・ローリー、2日目まで安定したプレイでスコアを伸ばしてきたが、3日目に-8という驚異的なベストスコアを叩き出し、16アンダーで単独トップに躍り出た。
イングランド出身トミー・フリートウッドが4打差の12アンダーで単独2位に付けた。
2日目までトップのホームズ（米国）が10アンダーで単独3位、9アンダーの4位には強豪ケプカ、ローズが迫っている。
全英オープンの最終日、まだまだ何が起こるか予想が付かない。

●最終日
最終日は3日目までとは一変して大きくスコアを落とす選手が続出。
3日目までスコアを伸ばし続けてきた上位選手の中にも一機にスコアを落として順位を落とし、スコアを維持した選手が順位を上げるなど、順位が乱高下。
終わってみれば米国選手の一部を除いて英国選手が上位を独占する結果となった。
単独トップでスタートしたシェーン・ローリーは1番でいきなりボギースタート、波乱を予期するスタートとなったがスコアは安定して推移、他の選手がスコアを崩すなかで終盤はライバル不在の独走となって優勝。
2位で追っていたフリートウッドは終盤まで4打差で追っていたが14番で痛恨のダブルボギー、これでローリーは優勝へのプレッシャーもなく独走となった。

■全英オープン・ランキングボード4日目