LPGA米国女子ゴルフ2022／ポートランド・クラシック日本選手大活躍

9月15日から開催されているオレゴン州ポ－トランドクラシックでは、日本選手が大活躍しています。
初日には上原彩子が7アンダーで単独首位、2打差の3位タイに渋野日向子と古江彩佳、何と3位までに日本選手が3名がランキングボードの上位に載っています。
3日目を終えて、上原彩子は2日目と3日目にスコアを伸ばせず順位を落としましたが、3日目にはホールインワンを達成、古江彩佳が首位タイ、渋野日向子が1打差の4位タイと優勝争いの出来るポジションをキープしています。

ポートランドクラシック大会概要
日程：9月15日（木）～9月18日（日）
開催地：オレゴン州ポートランド
コース：コロンビア・エッジウォーターCC、6467ヤード、パー72
賞金総額：1,500,000US＄（2億1000万円）
優勝賞金：225,000US＄（3,195万円）
日本人参加選手：古江彩佳、渋野日向子、上原彩子

■試合経過

●1日目
上原彩子が初日7アンダーで単独首位に躍り出たのは久しぶりの快挙。
1打差の単独2位にハナ・グリーン、今期は優勝していないが予選落ちが一度もなく成績は安定している。
2打差の3位タイに渋野日向子と古江彩佳、日本勢3選手が3位以内と驚きの初日となった。

●2日目
初日とは一変して日本勢のスコアが伸びず古江がなんとか4位タイで踏みとどまったが、上原と渋野が13位タイに後退した。
代わって首位に着いたのはエスター・ヘンセライトとリリア・ヴ、1打差3位にカルロタ・シガンダ。

●3日目
2日目苦戦を強いられた古江と渋野の巻き返しが顕著となった。
3日目を終えて古江彩佳、アンドレア・リー、リリア・ヴの3選手が首位、1打差に渋野日向子、ボーラ・レト、ハナ・グリーン、ダニエラ・ダルケアの4選手が並んでいる。
3打差以内に14選手がひしめく大激戦となっていて優勝争いは最終ホールまでもつれ込みそうな展開だ。
好調な選手が集まるなか日本の古江や渋野が巻き返して、ここまでスコアを伸ばしてきた。

●最終日
優勝はアンドレア・リー、渋野と同様2番3番をボギーとして優勝争いから脱落するかに思えたが、ここから驚異の8バーディで単独首位にたち、そのまま逃げ切って優勝。
古江が3位タイと健闘、前半は2バーディと順調な滑り出しを見せたが、その後2ボギーでスコアを落としてイーブン、他の選手がスコアを伸ばすなか苦戦を強いられた。
後半に入って10番をイーグル、11番をバーディとして首位に復帰したが、その後膠着状態でスコアが伸びず、アンドレア・リーの2打差でフィニッシュ。
優勝は逃したが最後まで安定したプレーで健闘を称えたい。
渋野は3日目までとは打って変わり、2番3番をボギーとし苦しい出足、7番でようやくバーディで巻き返しが期待されたが、9番、11番でダブルボギーとして優勝争いからは完全に脱落した。

■ランキングボード