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全米女子オープン選手権大会2021/笹生vs畑岡バトルの結末

全米女子オープン選手権大会2021/笹生vs畑岡バトルの結末

全米女子オープン選手権大会概要
日程:6月3日(木)~6月6日(日)
開催地:カリフォルニア州サンフランシスコ
コース:オリンピッククラブ・レークコース、6486ヤード、パー71
賞金総額:1,300,000US$
優勝賞金:195,000US$
日本人参加選手:笹生優花、畑岡奈紗、渋野日向子など

■試合経過

●1日目
初日4アンダーでトップに着いたのは、メリッサ・レイド(イングランド)、アマチュアのメガ・ガネ(ウルグアイ)に2人。
1打差3アンダーにエンジェル・イン、メガン・カン、ブルック・ヘンダーソンの3人、2打差2アンダーに笹生、トンプソン、直後にコ・ジンヨンが付けている。
そのほかでは、畑岡が1オーバー26位タイ、渋野が2オーバーの41位タイと出遅れた。

●2日目
笹生が2日目に4打伸ばして6アンダーで首位にたち、1打差でイ・ジョンウン6、初日首位のメガ・ガネ、メガン・カンが続いている。
コ・ジンヨンは3打落として2オーバー18位タイに後退した。
畑岡が2打伸ばして1アンダー9位タイまで浮上、渋野はいいところなく予選落ちとなった。
笹生は、これまでも予選では上位に位置することが目立っていたが、決勝ラウンドで失速することが多く見られてきた。
実力差は少なく、ここからスコアを伸ばせれば優勝の可能性が見えてくるが、期待と不安が半分づつといったとこか。

●3日目
前日2アンダー6位タイからトンプソンが5打のばして首位に躍り出し、久しぶりの優勝のチャンス。
笹生が良く耐えてイーブン、1打差2位に付けている。
ジョンウン6は2打落として4打差の3位タイ、アマチュアのメガ・ガネが3位に並ぶ大健闘を見せている。
畑岡はスコアが伸びず1アンダーのまま、前が伸ばせば優勝のチャンスは少ない。

●最終日
スコアを落とす選手が目立つなかで、畑岡が3打伸ばして4アンダーで首位に並んだ。
松山に続いて、ようやく念願のメジャー優勝のチャンスが巡ってきた。
笹生は2打落としたが上位陣のスコアが伸びず、首位タイに留まり畑岡とのタイブレークに持ち込んだ。
有史以来初めてみる日本人同士のメジャー制覇を懸けたバトルの始まりだ。
先日は、台湾のシュ・ウェイリンが優勝、このところアジア選手の活躍が目立っている。
密に期待していたアマチュアのメガ・ガネでしたが、最終ラウンドで大きくスコアを落として3オーバーの14位タイで終わっているが、それでも大健闘といえる。
終わってみれば、アンダースコアがたった5人という難解なコースで、コースも笹生に味方したようだ。
畑岡vs笹生のバトルの結末は、ランキングボードにて確認してください。

■ランキングボード

全米オープン選手権2021結果
No スコア 選手名 Today ホール 1 2 3 4 Total
1 -4 笹生優花(優勝) 2 F 69 67 71 73 280
2 -4 畑岡奈紗(準優勝) -3 F 72 69 71 68 280
3 -3 レクシー・トンプソン 4 F 69 71 66 75 281
4 -2 フォン・シャンシャン 0 F 69 70 72 71 282
4 -2 メガン・カン -1 F 68 70 74 70 282
5 0 エンジェル・イン -1 F 68 79 67 70 284
67 7 渋野日向子 5   73 76      

 

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