ピュアシルク選手権・結果速報／渋野日向子52人抜きの猛反撃

ピュアシルク選手権大会概要
日程：5月20日（木）～5月23日（日）
開催地：バージニア州ウィリアムスバーグ
コース：キングスミルリゾート・リバーコース、7588ヤード、パー71
賞金総額：1,300,000US＄
優勝賞金：195,000US＄
日本人選手の予選通過は渋野日向子のみ

■試合経過

●1日目
初日トップに着いたのはシュ・ウェイリン、台湾の選手でまだあまり目立つ存在ではないが、着実に実績を積み上げてきた。
渋野は1アンダーの24位タイでまずまずといったところ、悪くはないが良くもない。

●2日目
初日トップのシュ・ウェイリンは1打落として2打差の4位タイ、上位陣がスコアを伸ばすなかでスコアを落としたのは痛いが、まだ優勝圏内にいる。
日本勢ではただ一人予選を通過した渋野は、予選落ちラインから最終ホールをバーディとしてかろうじて予選通過となった。

●3日目
2日目に1つスコアを落として首位の座を守れまかったシュ・ウェイリンですが、この日は見違えるプレーでスコアを6つ伸ばして首位に復帰、ジュタヌガン、コルダと強豪も揃っていますが、2日目首位のケンプが怖い存在です。
2日目に最下位の68位で予選通過となった渋野は、1番をボギーとするも、その後怒涛のバーディラッシュで7アンダーを記録、終わってみれば何と60人抜きの快挙を達成した。
おそらく3日目までのベストスコアになると思うが、まだ試合途中で順位は暫定7位にいる。
これまでの不調を吹き飛ばして渋野復活の幕開けとなるか、期待を込めて最終日に注目する。
一時は渋野が6位まで浮上して一人だけ突出したスコアでしたが、終わってみれば多くの選手がスコアを伸ばしてきました。
ベストスコアもモりナロに更新されトップに6打差の16位タイ、それでも順位は52位上昇と久しぶりに渋野らしいプレーが見れたのは良かったです。

●最終日
シュ・ウェイリンが見事初優勝、台湾の選手が優勝するのは初めて見ました。
去年は試合の参加も少なく目立つ成績はありませんでしたが、今年はKIAクラシック7位、ロッテ選手権6位と著しく成長していました。
初優勝となりますが、優勝したことで気持ちに余裕が生まれ、これからも活躍が期待できそうです。

それに引き換え渋野選手、見事に期待に応えてくれませんでした。
優勝争いからは少し離れたポジションで、プレッシャーを感じることなく前だけを見て攻めのゴルフが出来ると思っていました。
渋野ほどの選手が3日目に大きくスコアを伸ばした後、4日目にスコアを崩すというのは、ケースとしては少ないように思います。
私の期待が大きすぎて渋野の足を引っ張ってしまったかも知れません。
それにしてもゴルフは難しいスポーツで、1日でスコアが別人のようになってしまうスポーツはあまりありません。
それでも日本勢でただ一人予選通過となり、3日目のビッグスコアとアンダーで回れたのは収穫といえるでしょう。
6月にはもっと良い結果がだせることを期待しています。

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