WMMベルリン・マラソン2023ティギスト・アセファ世界新記録

2023年WMＭワールドマラソンメジャーズ第5戦ベルリンマラソン大会が9月24日に開催されます。
ベルリンマラソンは、150カ国から45,000人以上のランナーが参加する世界最速のマラソン大会です。

男子の注目は絶対王者エリウド・キプチョゲの参戦です。
ベルリンマラソンでは2018年に2時間01分39秒、2022年に2時間01分09秒の世界新記録で優勝しています。
今年はすでに38歳となりスポーツ選手としてはピークを越えた年齢ですが、衰えるどころか昨年には自身の持つ世界新記録を更新して健在ぶりをアピールしました。
昨年のベルリンマラソンでは30km地点では早くも独走態勢にはいり、世界記録を上回るペースをゴールまで維持しました。
只一人のライバルと見られていたアドラは15kmあたりから遅れ始め、35km地点では21位まで後退し脱落しました。
2021年の東京マラソンでキプチョゲと一騎打ちを演じた、ケニア出身のアモス・キプルトがライバル候補にあがっています。

女子では、2022年に2:15:37の大会新記録で優勝したエチオピア代表のティギスト・アセファがディフェンディングチャンピオンとして参戦します。
さらに、アセファのライバルとして、春に行われたベルリンハーフマラソン2022で優勝したケニア代表のシェイラ・チェプキルイのエントリーが発表されている。

WMMワールド・マラソン・メジャーズ2023-2024／開催日程

■ベルリンマラソン2023

◆男子結果

◆女子結果

◆女子レース経過

●5km（15分58秒）
前回優勝のティギスト・アセファは先頭グループ、新谷仁美は16分31秒で通過。

●10km（31分45秒）
アセファを含む十数名が先頭グループを形成、新谷仁美は32分55秒で通過。

●15km（47分26秒）
先頭グループはアセファとエデサの二人が抜け出した。

●20km（1時間02分52秒）
16.8km地点からアセファが単独首位、1分3秒差の2位グループに5選手、新谷は 1時間06分11秒で通過。

●折り返し（1時間06分20秒）
アセファ単独首位、世界記録より約40秒ほど早いタイムで通過。

●25km（1時間18分40秒）

●30km（1時間34分12秒）
アセファ単独首位、2位は1分39秒差でチェプキルイ、ディダの2選手、新谷は 1時間40分13秒で通過。

●35km（ 1時間49分41秒）

●40km（ 2時間05分13秒）

●ゴール（ 2時間11分52秒）
アセファ、コスゲイの世界記録を2分12秒更新してゴール。
新谷仁美は 2時間23分08秒で11位。

■ベルリンマラソン2022

◆男子結果

◆女子結果