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1.IFステートメント
IFステートメントは条件分岐の命令で条件によって異なる処理内容を実行させることを目的として使用します。
実行する処理範囲を定義する「{~}」は、実行する処理が複数の場合必須、処理が1つの場合省略可能ですが、省略しないほうが見やすいでしょう。
IFステートメントの構文
if (条件式)
{条件式が真(true)の場合に実行する処理;}
else
{条件式が偽(false)の場合に実行する処理;}
例1.
①$TANKA=0の場合、$KINNGAKUに0を設定する。
②$TANKA≠0の場合、$KINGAKKUに$TANKA*$SURYOを設定する。
このような処理を行う場合、以下のように記述します。
if ($TANKA == 0)
{$KINGAKU = 0;}
else
{$KINGAKU = $TANKA * $SURYO;}
上記の「==」は、等しいことを比較するための比較演算子です。
2.比較演算子の種類
比較演算子 | 記述例 | 記述例の意味 |
== | A == B | AとBの値が等しい |
=== | A === B | AとBの値と型が等しい |
!= | A != B | AとBの値が等しくない |
<> | A <> B | AとBの値が等しくない |
!== | A !== B | AとBの値または型が等しくない |
> | A > B | AがBより値が大きい |
>= | A >= B | AがBと値が等しいか、大きい |
< | A < B | AがBより値が小さい |
<= | A <= B | AがBと値が等しいか、小さい |
例2.
①$GENGOU=1の場合、”明治”と表示
②$GENGOU=2の場合、”大正”と表示
③$GENGOU=3の場合、”昭和”と表示
④$GENGOU=4の場合、”平成”と表示
⑤上記以外の場合、 “その他”と表示
以下はIF文を使った条件分岐の記述です。
if ($GENGOU == 1)
{print “明治”;}
elseif ($GENGOU == 2)
{print “大正”;}
elseif ($GENGOU == 3)
{print “昭和”;}
elseif ($GENGOU == 4)
{print “平成”;}
else
{print “その他”;}
3.論理演算子
論理演算子 | 記述例 | 記述例の意味 |
and , && | A and B , A && B | AとBが真 |
or , || | A or B , A || B | AかBが真 |
xor | A xor B | AかBの一方だけが真 |
! | !A | Aが偽 |
例3.
①$GENGOU=1,2,3,4の場合、”正しい元号です。”と表示
②上記以外の場合、 “誤った元号です。”と表示
if ($GENGOU == 1 or
$GENGOU == 2 or
$GENGOU == 3 or
$GENGOU == 4)
{print “正しい元号です。“;}
else
{print “誤った元号です。“;}
4.SWITCH文
例2のようなケースではSWITCH文を使用すると便利です。
switch ($GENGOU){
case 1: ($GENGOU=1の場合、breakeが来るまで実行されます)
print “明治”;
break;
case 2: ($GENGOU=2の場合、breakeが来るまで実行されます)
print “大正”;
break;
case 3: ($GENGOU=3の場合、breakeが来るまで実行されます)
print “昭和”;
break;
case 4: ($GENGOU=4の場合、breakeが来るまで実行されます)
print “平成”;
break;
default:($GENGOU≠1,2,3,4の場合、}が来るまで実行されます)
print “その他”;
}
例4.
①$GENGOU=1,2,3,4の場合、”正しい元号です。”と表示
②上記以外の場合、 “誤った元号です。”と表示
switch ($GENGOU){
case 1:
case 2:
case 3:
case 4:
print “正しい元号です。”;
break;
default:
print “誤った元号です。”;
}
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