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アゾフ連隊最後の砦アゾフスタル製鉄所で新展開|元カナダ陸軍将校がロシア軍に拘束

アゾフ連隊最後の砦アゾフスタル製鉄所で新展開|元カナダ陸軍将校がロシア軍に拘束

アゾフ連隊が籠城戦を展開するマリウポリのアゾフスタル製鉄所では、アゾフ幹部が最後まで徹底抗戦の構えを表明している。
ここにはアゾフだけでなく、人質にされて避難できずにいる民間人が残されていたが、ロシアとウクライナ両政府の合意によって全民間人の避難が確認された。
避難する民間人の中にアゾフ連隊の隊員、さらに元カナダ陸軍将校トレバー・カディエの存在が確認された。

■マリウポリ

マリウポリは、ウクライナ南東部に位置するアゾフ海沿岸の都市で、アゾフの本拠地であり、ドネツク、ルガンスクとクリミアを結ぶ要所でもある。
3月末に首都キエフ近郊から撤退を始めたロシア軍は、既に周囲を包囲したマリウポリ完全制圧に向けて舵を切った。
徹底抗戦の姿勢で臨むアゾフ連隊とロシア軍の攻防戦は、4月にはいるとウクライナ最大の激戦地となった。
戦力で劣るアゾフ連隊は、アゾフスタル鉄工所へ籠って籠城戦を展開、攻めあぐむロシア軍との間で長期戦の様相が色濃くなっていく。

■アゾフスタル製鉄所

マリウポリのアゾフスタル製鉄所は、旧ソビエト連邦時代に建設された欧州最大級の製鉄所で、カルミウス川河口、アゾフ海沿岸に位置している。
核攻撃を想定した施設は、地下6階建の巨大要塞となっていて、面積11㎢は東京ドーム約235個分の相当する。
施設内部には複数のシェルターとトンネルが接続され、医療施設、飲食店、住居など生活に必要な設備は全て完備されており、最大4000人分の水や食料が備蓄されている。
アゾフ連隊が立て籠もるには恰好な施設となるが、ロシア軍にとっては非常に厄介な施設である。
アゾフスタルの広大な地下施設には、脱出できない民間人が残されておりアゾフの人質になっていると言われているため、4月の戦況は膠着状態となった。

■5月に新展開

ウクライナ、ロシア両政府は、5月3日から3日間の停戦を決定して民間人の避難で合意した。
5月7日、ウクライナ政府とロシア国防相は、アゾフスタル製鉄所に閉じ込められていた民間人全員の避難を確認したと発表。

ウクライナ側は、ロシア軍がアゾフスタルの民間人を大量に殺害したと主張。
ロシア側は、アゾフ連隊が民間人を利用して、自分たちも民間人に紛れて脱出するための交渉に臨んだと主張。
さらに、アゾフ連隊の隊員は、ロシアやウクライナ以外の第三国への避難を要求したと主張。

ゼレンスキーは、アゾフ連隊に最後まで戦うよう指示、アゾフの隊員はウクライナへ戻れば自分たちの生命は守られないことを知っているようであった。
ゼレンスキーは過去にアゾフ連隊に殺すと脅迫された経緯があり、アゾフ連隊を邪魔な存在と思っている可能性が指摘されている。
民間人に紛れて逃亡を計ったアゾフ連隊の一部は、ロシア軍に拘束されウクライナでの戦争犯罪を証言しているという。

さらに英米メディアが報道しない重大な事実が判明した。
アゾフスタル製鉄所から民間人に紛れて逃亡を計った元カナダ陸軍将校トレバー・カディエ(Trevor Cadieu)が、5月1日に拘束されモスクワで起訴される予定という。
これまで何度か脱出を試みたが失敗に終わり、民間人の避難に合意した目的は、カディエ脱出のためとされている。
カディエは、4月5日にセクハラ・スキャンダルで陸軍を自主退任(4/20CBCの報道)、21日にはウクライナにいることが確認されている。
その後マリウポリの生物兵器研究所(Biolab No1)を18名から35名の部隊で運営していたとされる。
この研究所はハンター・バイデンが出資していたMetabiota社(本社カリフォルニア州)が運営していたようだ。
但し、4月のマリウポリはロシア軍に包囲され激戦地となっており、脱出するのも困難な状態だったはず、マリウポリへ入るのも困難で、そもそもカディエがそんな場所に行く必要性があったのか疑問が残る。

5月8日、カディエ拘束の直後にカナダの首相トルドーがウクライナへ電撃訪問している。
トルドー訪問の理由は不明だが、アゾフスタル製鉄所の地下に生物兵器製造工場が存在するのではないかとの疑惑が浮上している。

アゾフスタル製鉄所は、地下施設の出入り口が封鎖され脱出不可能、備蓄されていた食料や水も残り僅か、残ったアゾフ連隊は兵糧攻めにされ投降するしか道は残されていない。

■ウクライナ国内親露派のクーデター

5月11日、 マウリポリでアゾフ敗北後にゼレンスキーの政敵が政権転覆を狙っている【及川幸久−BREAKING−】

元ウクライナ親露派国会議員イリア・キバの発言
イリア・キバは、ロシアのウクライナへの侵攻当初にはロシアを支持する発言をして、その後ロシアに亡命した人物です。
ゼレンスキー政権からは、国家反逆罪として国際指名手配中になっています。
ロシア、ウクライナ、ベラルーシは同じ民族、ナチズムに染まったウクライナに未来はない。
ロシア軍がマリウポリを制圧した後、ウクライナ国内親露派のクーデターが起こり、ゼレンスキー政権が失脚する。
現在のウクライナ政権は、道化師と脚本家、映像編集者で構成されている。
例えば、ティモシェンコの事務所出身の国会議員は、3年間にうちの事務所のプロモーションビデオを撮っていた。
今世界中で彼が作ったブチャの惨事や拷問の物語を見ている。
もし欧州から弾薬と燃料の提供が止まったら、ゼレンスキー政権の降伏のカウントダウンについて5月15日までには話せるようになるだろう。

5月11日、TDPel Media(ナイジェリア)の報道
西側からの兵器提供がなくなれば、ウクライナ軍の大量投稿が始まる。
既に弾薬も燃料もほとんどなく、兵士は士気が下がって命令に従うことを拒否している。

しかし、米国ではウクライナへの軍事兵器提供のため武器貸与法安が成立したばかり。
ウクライナへの兵器提供は当分の間続きそうです。
バイデンの当面の目的は戦争の長期化、中間選挙に向けた次の一手があるはずです。

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