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ウクライナのネオナチ・アゾフ真実の告発|アリス・ルシノス

ウクライナのネオナチ・アゾフ真実の告発|アリス・ルシノス

プーチンはウクライナへの侵攻の理由のひとつにウクライナのナチ化をあげています。
ゼレンスキーはナチの存在を否定していますが、実際はどうなのでしょうか。
ネット上には真偽のわからない情報が溢れていて、何が真実か解らないというのが正直なところでしょう。
戦場ジャーナリストとして著名なアリス・ルシノスは、アゾフ連隊に密着取材した経験を持ち、後に取材の内容をインタビューで語っています。
一般論ではなく実際に密着取材した数少ない貴重な情報からウクライナのアゾフやネオナチの実態を知ることができるでしょう。

●アリス・ルシノスのインタビュー動画

●Harano Times Official Channel(3/26)提供
YouTubeにて日本語字幕が閲覧可能です。
みなさんこんにちは
今回、プーチンがウクライナを侵攻する理由のひとつはウクライナの非ナチ化です。
ウクライナに本当にナチスがいるのか、どんな顔をしているのか、それを知りたい方が沢山いると思います。
ウクライナのナチスについて話をするとロシアに加担することになりますので、このようなトピックは主流メディアで余り議論されることはありません。
でもそれを知らないとプーチンの主張が正しいかどうかもわかりませんので支持も反対も出来なくなってしまいます。
今回みなさんに紹介するのはイギリスの戦場ジャーナリスト、アリス・ルシノス(Aris Roussinos)に対するインタビューです。

●ここからインタビューの内容

A:先日のBBCラジオ4のニュースでもこう言っていました。
プーチンは「ウクライナがネオナチ組織を支援している」という根拠のない非難をしている
根拠のない非難なんかではありません

B:つまりウクライナ政府はナチ組織を支援していると?

A:アゾフ連隊のようなグループがあり、彼らは根本的にネオナチのイデオロギーを持っています。
アゾフ大隊(現在のアゾフ連隊)は、2014年にアンドレイ・ビレツキーによって設立されました。
マイダン革命の際には、機動隊と戦うなど非常に積極的に関与しました。

B:アンドレイ・ビレツキーとは何者ですか?

A:ウクライナのネオナチです。
もともと「ウクライナの愛国者」というネオナチグループのリーダーでした。
(アゾフ大隊の初代司令官を務めた後、2014年から2019年まで国会議員を務めた)

B:ネオナチという言葉はあちこちで使われていますが、ウクライナではどのような意味に解釈されているのでしょうか?

A:ここ数年、保守的な右派はほとんどすべてファシストやナチと呼ばれていますが、アゾフ連隊は文字通りのナチ組織です。
ビレツキーは「ウクライナの愛国者」にいた2010年頃
「ウクライナの使命は白人種を率いてユダヤ人が率いる世界の非白人種と戦うことだ。」と言っていました。

B:かなりナチスっぽいですね

A:かなりナチス的です。

B:民族的、白人至上主義的なビジョンですね
「白人だけの世界を取り戻したい」というのが彼らのポリシーなんですか?

A:私はアゾフの国際部長オレナ・セメニャカを取材したことがあります。
欧州と北米の極右グループをつないでいる中心的人物です。
彼女は「アゾフの使命は欧州および西側諸国における精神的復興の一環だ」と考えています。
つまり、自由主義社会の秩序は崩壊し弱体化しており、消えてなくなるべきで、ヨーロッパを再び征服すべきだという考え方です。
キエフにある彼らのイベント会場名「レコンキスタにはリベラリズムから脱却したヨーロッパの再征服」という意味が込められています。

B:つまり、移民や同性愛者を排除して超保守的な価値観を復活しようとしているわけですね?

A:そうです。移民も非白人は認めません。
アゾフは復興異教主義的な側面が強いです。
ウクライナには他にも極右部隊があり正教会のイデオロギーを強く持った民兵がいます。

B:キリスト教正教会?

A:ええ、東方正教会です。
でもアゾフは本質的に新異教徒でキリスト教を受け入れません。
彼らはゲルマン民族の北欧神話に基づいた儀式を行います。

B:ここにアゾフ連隊の勧誘ビデオがあります
再生してみましょう、雰囲気がわかります
これは何の映像ですか

A:これは聖火を灯す儀式のひとつで、新兵を歓迎するために行います。
またロシア軍や分離主義者と戦って死んだ戦士に別れを告げる儀式としても行います。
こっちは「カルパチアン・スイッチ」というグループ
あまり私を歓迎してくれませんでしたが、ウクライナ西部のカルパチア地方の最西部で会いました。
彼らはウクライナ東部でも戦い、政府から支援を受けています。
数年前キエフに行ったとき、東部でロシア軍と戦うカルパチアン・スイッチの功績を称えるポスターがメインストリートにありました。
客観的に見て彼らはネオナチとしかいいようがありません。
街中にある彼らの拠点は・・・

B:まるでISISみたいだ。

A:ええ、確かに西ヨーロッパのネオナチよりもはるかにISISに似ていますね。
アゾフの盾に見えますが、これはヴォルフスアンゲル(初期ナチスのシンボル)の紋章でナチ党親衛隊(第2SS装甲師団)が使っていたものです。
そして、その後ろに見える盾には黒い太陽のマークがあります。

B:数日前、「国際女性デー」を祝うNATOからのツウィートがありましたが、ウクライナ軍の女性兵士がこの黒い太陽の紋章を付けていたことが話題になりました。
(発覚後NATOは慌ててツウィートを削除した)

A:これまでに何度も、アゾフの戦士でも極右民兵でもない国軍兵士の宣伝用写真に、この紋章が写り込んでいました。

B:つまり、彼らは正式なウクライナ軍の一員でありながら、極右集団に共感しているということでしょうか?

A:写真が撮影された背景事情がわからないと、はっきり言えませんが、その可能性はあります。
ここ数年でも普通のウクライナ人兵士がナチ親衛隊の紋章やシンボルを想起させるパッチを身に着けた姿が幾度となく目撃されています。
第2SS装甲師団の稲妻の紋章や第3装甲師団のドクロの紋章です。

B:黒い太陽のマークはどこから来たもので、どんな意味があるんですか?

A:親衛隊のトップだったハインリッヒ・ヒムラーは、この新異教的な、非常に象徴的な、秘教的なシンボルにとてもこだわっていました。
ドイツのヴェーヴェルスブルク城で・・・

B:ヒムラーが所有していた城ですね?

A:そうです、親衛隊の秘密拠点のような場所です
親衛隊の高級幹部たちは、ここを騎士の拠点として様々な儀式を行い、世界征服を目論んでいました。
大理石の床には、巨大な太陽のモザイク画が施されています。
このマーク事態に意味はありません。
異教徒の先祖のシンボルでもありません。
特に意味や文脈は込められていません。

B:ヒムラー自身がデザインしたのですか?

A:誰かにデザインさせたのかも知れませんが、これが由来です。
それ以来、ナチスの秘教的なシンボルとして使われるようになったんです。

B:秘教的なナチズムとは?

A:秘教的なナチス思想では、ヒトラーを文字通り神だと信じています。
ヒトラーを神の化身として崇拝しているのです。

B:ほとんど宗教ですね?

A:基本的にそうです
オカルト的なナチズムです。
ナチスやネオナチと呼ばれるサブカルチャーの中でもこれは・・・
そう異端侵攻です。
この異端信仰の中でもウクライナ政界で最も過激なナチズム信奏者はロシアから亡命してきたネオナチです。
例えばヴォータンユーゲントというグループのリーダー、アレクセイ・レフキン
彼らはアゾフと同盟を結んでいて、アゾフから保護、支援を受けています。
彼は秘教的ナチズム信奏者です。
超国家主義者のロシア人で、プーチンに反対しています。
プーチンは左翼的、ロシアには非白人の移民が多すぎる、と考えています。
彼らはアゾフとともに戦っています。

私がキエフでアゾフに密着していたとき、ヴォータンユーゲントはアゾフ本部のなかにMilitantzoonという店舗を持っていました。
アゾフの本部建物を所有しているウクライナ国防省から彼らに提供されたスペースです。
キエフの中心街、マイダン広場のすぐそばです。
そこはヨーロッパ中のネオナチや極右の活動の中心地になっています。
ネオナチの音楽祭では、フランス、スウェーデン、フィンランド、ロシアなどから来たバンドがナチス的なパフォーマンスを披露します。

B:彼らはロシア国籍ですか?

A:ええ、ロシア国籍です。
アゾフの支援を受けてウクライナの市民権を得ることが、最近の彼らの目玉キャンペーンです。
彼らはウクライナ東部でロシア軍と戦ってきましたが、純粋にナチスの目的を遂行するために戦っています。

B:ロシア国籍のネオナチ構成員は、いったい何がしたいのでしょうか?
ロシアと戦うのが目的?

A:そう思います。
実際、マリウポリでは東部の分離主義者、ロシア人を自称するウクライナ国民とも戦っているでしょう。

B:今後ウクライナにとって何が脅威になりますか?
この戦争が終わった後、ネオナチ組織はどのような役割を果たし、どのような脅威をもたらすでしょう。

A:戦争がどのように終結するかにかかっていると思います。
戦争が終わってウクライナ政府がウクライナ東部を譲り渡したり、クリミアの領有権を放棄しなくればならない場合、
アゾフのようなグループは、国家の安定に対する脅威となります。
我々は認めないと言い出すでしょうから
2019年にアゾフの国際部長オレナ・セメニャカに「アゾフはまだ自分たちが革命を行っていると考えているのか」と質問しました。
すると彼女は万が一ゼレンスキーがモスクワの傀儡になった場合、国内での影響力を利用して、
領土の喪失や国家への裏切り行為を防ぐ計画があると明言しました。

B:最後にアゾフ連隊の規模について教えてください。
ウクライナ国民の大多数、そして国軍兵士の大多数も彼らとは全く関係ないでしょう。
アゾフを支持する人々、彼らの活動に強力する人々、そして戦闘員の数について、何か知っていますか?

A:戦闘に参加するような人は、ウクライナの人口のごくごくわずかな割合です。
正確な数はわかりませんが直近の信頼できるデータによると、常時約2,000人の戦闘員が活動しているようです。
アゾフの正党員や、キエフやハリコフなどの都市を取り締まる補助民兵組織などを含む協力者は多くて20,000人くらいでしょう。
この戦争の影響はわかりませんが、もしかしたら多くの新兵を焚きつけたかも知れません。
今までは単なる協力者だった20,000人のなかで、今回戦闘員になった人もいるかも知れません。
はっきりしたことは言えません。

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