世界3大レースのひとつモナコGPが終了、フェルスタッペンが優勝して総合ランクでも首位に着きました。
昨年まではメルセデスの独壇場でしたが、今年は激戦が続いて面白くなっています。
角田も健闘していると思いますが、なかなかポイント圏内に入れません。
48周目でレッドフラッグ、ここまま終了になると思ったが、レース再開
47周目、優勝目前でフェルスタッペンがクラッシュ
首位はペレス、ペッテル、ガスリー、ルクレール、ノリス、アロンソ
ハミルトンが2位から最下位に沈んだ
角田はノリスとアロンソに交されて順位を落としたが自己最高位の7位フィニッシュ
■アゼルバイジャンGP大会概要
第6戦アゼルバイジャンGP | |
コース | バクー市街地コース |
全長 | 6003m |
コーナー数 | 20 |
周回数 | 51周 |
周回方向 | 右回り |
平均速度 | 177km/h |
最高速度 | 378km/h |
■アゼルバイジャンGP開催日程
第6戦アゼルバイジャンGP | ||
イベント | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 6月04日(金)17:30 | 6月04日(金)12:30 |
FP2 | 6月04日(金)21:00 | 6月04日(金)16:00 |
FP3 | 6月05日(土)18:00 | 6月05日(土)13:00 |
予選 | 6月05日(土)21:00 | 6月05日(土)16:00 |
決勝 | 6月06日(日)21:00 | 6月06日(日)16:00 |
■アゼルバイジャンGP結果
◆予選&決勝結果
●Q1結果
ストロールが開始直後にターン15でクラッシュ、レッドフラッグで中断となる。
10分間の中断の後、再開されたが直後に今度もターン15でジェビナッツィがクラッシュ、再びレッドフラッグ。
9分22秒を残して再び10分間の中断。
結果はクラッシュした2人にマゼビン、シューマッハ、ラティフィの3人がノックアウトとなった。
FP3後にパワーユニットの交換に手間取っていたラッセルは、Q1開始となっても作業が終わらない状況であったが、レッドフラッグに救われてQ1通過となった。
●Q2結果
残り1分30秒を残したあたりでリカルドがターン3でバリアに突っ込んだ。
結果は、ラッセル、ライコネン、リカルド、オコン、ベッテルがノックアウト。
トップタイムはフェルスタッペン、続いてペレス、ハミルトン、角田は4位と大健闘で初のQ3進出となった。
●Q3結果
ルクレールが本領発揮でモナコに続いてトップタイム、2位に精彩を欠いていたハミルトン、3位にフェルスタッペン、4位にガスリー、5位にサインツ。
フェラーリ、メルセデス、レッドブル、アルファタウリの争い、本番は激戦となりそうで興味深い。
最終アタックで角田がターン3を曲がり切れず壁に突入、後続のサインツもエスケープできずに壁に接触してレッドフラグで終了となった。
第6戦アゼルバイジャンGP 予選&決勝結果 | ||||
Car | ドライバー | チーム | 予選 | 決勝 |
11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 7 | 1 |
5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 11 | 2 |
10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 4 | 3 |
16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1 | 4 |
4 | ランド・ノリス | マクラーレン・メルセデス | 6 | 5 |
14 | フェルナンド・アロンソ | アルビーヌ・ルノー | 9 | 6 |
22 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 8 | 7 |
55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 5 | 8 |
3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 13 | 9 |
7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ・フェラーリ | 14 | 10 |
99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ・フェラーリ | RT | 11 |
77 | ボルテリ・ボッタス | メルセデス | 10 | 12 |
6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ・メルセデス | 16 | 13 |
47 | ミック・シューマッハ | ハース・フェラーリ | 17 | 14 |
9 | ニキータ・マゼビン | ハース・フェラーリ | 18 | 15 |
44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 2 | 16 |
63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ・メルセデス | 15 | DNF |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 3 | DNF |
18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | RT | DNF |
31 | エステバン・オコン | アルビーヌ・ルノー | 12 | DNF |
◆FP結果
●FP1
前走モナコで優勝のフェルスタッペンは、総合でも首位に立ち絶好調、序盤戦とは言え総合でハミルトンの前に出たのは大きい。
第6戦アゼルバイジャンFP1でも首位のタイムで好調を維持している。
モナコでは予選で首位に立ちながら、決勝を断念したルクレールがFP1で2位のタイム、ここで優勝して前走の雪辱を狙う。
FP1で3位にタイムを出したのは同じくフェラーリのサインツ、モナコから突然調子を上げてきたフェラーリ勢が台風の目となるか。
●FP2
FP2のタイムはペレス、フェルスタッペン、サインツ、ルクレール、ノリスの順、フェラーリの好調ぶりが目に付きます。
メルセデスは、ハミルトンが11位、ボッタスが16位、モナコから不調ですがこの結果が全力走行とも思えずセーブしている感じです。
明日は戻してくるでしょう。
角田がハミルトンの前で10位、こんなこともあるんですね。期待できるかも知れません。
●FP3
アルファタウリのガスリーがトップタイム、角田も8位と好調で予選に期待が掛かる。
レッドブルはペレスが2位のタイムで好調だが、フェルスタッペンはターン15で右フロントが壁に激突、わずか6周で車を降りた。
フェラーリ勢は好調を維持して、ルクレールが4位、サインツが5位に入り、予選に期待を繋いだ。
ハミルトンが3位のタイムを計測したが、メルセデス勢は苦戦を強いられそうだ。
メルセデスとレッドブルの争いと予想していたが、好調フェラーリが割って入り、そこにアルファタウリも参加してきて激戦の様相を呈してきた。
ここにきて好調な角田にもポイントゲットの期待が掛かる。
第6戦アゼルバイジャンGP FP1&FP2&FP3 | |||||
Car | ドライバー | チーム | FP1 | FP2 | FP3 |
10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | +0.573 | 5 | 1 |
11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | +0.446 | 1 | 2 |
44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | +0.709 | 11 | 3 |
16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | +0.043 | 4 | 4 |
55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | +0.337 | 3 | 5 |
4 | ランド・ノリス | マクラーレン・メルセデス | +0.812 | 8 | 6 |
14 | フェルナンド・アロンソ | アルビーヌ・ルノー | +1.593 | 6 | 7 |
22 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | +2,200 | 10 | 8 |
31 | エステバン・オコン | アルビーヌ・ルノー | +2.262 | 9 | 9 |
3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | +0.548 | 13 | 10 |
5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | +2.231 | 15 | 11 |
18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | +2.050 | 14 | 12 |
77 | ボルテリ・ボッタス | メルセデス | +1.707 | 16 | 13 |
7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ・フェラーリ | +1.759 | 12 | 14 |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1:48:184 | 2 | 15 |
6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ・メルセデス | +2.590 | 20 | 16 |
99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ・フェラーリ | +1.908 | 7 | 17 |
63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ・メルセデス | +2.268 | 17 | 18 |
47 | ミック・シューマッハ | ハース・フェラーリ | +3.715 | 19 | 19 |
9 | ニキータ・マゼビン | ハース・フェラーリ | +3.761 | 18 | 20 |
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