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ネット銀行が提供する顧客優遇制度(自動振込サービスと手数料無料化)

ネット銀行が提供する顧客優遇制度(自動振込サービスと手数料無料化)

毎月25日を過ぎた頃になると、銀行のATMの前には人だかりで混み合ってきます。
中には数十分もATMの前で操作をしている人(主に女性)も良く見かけられます。
ほとんどが、給与口座の資金を移動したり、口座振込に時間がかかっているためです。

ATMを利用する振込には振込手数料もかかりますので、時間とお金の無駄になります。
ATMを利用せずに振込の自動化を利用すれば、ネット銀行の口座ひとつで、口座の資金を移動したり振込を自動で完了させることが出来ます。
しかも、振込手数料は無料で利用できますから、時間とお金を節約できるメリットがあります。

ネットを利用して少しづつ生活を改善していくと、徐々に大きな成果となって帰ってきます。
まずは、口座振込の自動化に取り組んで生活改善への一歩を踏み出してみましょう。

ここからは、代表的なネット銀行が提供する振込サービスの優遇措置についてまとめています。
口座を開設して簡単な設定をするだけで優遇措置が受けられますので、自分に合ったサービスを利用してみましょう。

※顧客ランクについては以下の記事を参考にしてください。

ネット銀行では、顧客のランクによってサービスを利用する際の優遇措置が決められています。
ランクの仕組みやサービスの優遇措置を知ることで、自分に合ったネット銀行を選別するのに役立つでしょう。

■自動振込の仕組み

例えば、給与の振込口座が三菱UFJ銀行、
家賃の振込先口座がみずほ銀行、
駐車場代の振込先口座が郵貯銀行だとします。
毎月の家賃が10万円、駐車場代が5万円、これをを給与口座から振込するとします。

ATMを利用して三菱UFJ銀行から振込をすると、
3万円未満の振込に220円、
3万円以上の振込に330円、の振込手数料がかかります。
21:00以降から8:45分までの間であれば、
さらに110円の手数料が割り増しされます。
少なくても毎月660円の振込手数料がかかってきます。

住信SBIネット銀行(円普通預金)を経由して振込手続きを自動化すると、
振込手数料を無料にすることが出来ます。
ATMの前に並んで煩わしい振込作業をする必要もありません。

振込手続きの自動化の流れは以下の通りです。

step1:定期自動入金サービス
三菱UFJの給与口座から、住信SBIネット銀行口座へ15万円の入金を定期自動入金サービスで設定。
定期自動入金サービスは手数料無料でスマプロポイントも貯まります。

step2:定期自動振込サービス
住信SBIネット銀行の口座からみずほ銀行の家賃振込口座へ10万円を振り込む設定。
住信SBIネット銀行の口座から郵貯銀行の駐車場代振込口座へ5万円を振り込む設定。
定期自動振込は月間10件まで利用可能です。
ATMで振込をするのと同じような設定ですからだれでも簡単に設定できます。

※前提条件
振込手数料を無料にするためには、自動振込で設定した振込件数分の手数料無料振込回数が必要です。
住信SBIネット銀行の口座開設から2ヶ月目までは、手数料無料振込回数は1回しか無料になりません。
スマート認証NEOを登録しておくだけで、3か月目から5回分が無料になります。
手数料無料振込回数を超える振込には、1件につき77円(法人は145円)の振込手数料がかかります。
自動入金と自動振込は、定期、定額ですから日付と金額は固定です。(変更、取消は可能)

■ネット銀行の自動振込と顧客優遇措置

◆住信SBIネット銀行

●定期自動入金
本人名義の他金融機関から住信SBIネット銀行への定期自動入金は手数料無料で利用できます。

●定期自動振込
振込手数料の優遇措置では、住信SBIネット銀行のサービスが断然有利です。
定期自動振込は、最大10件分の自動振込の設定が可能。

住信SBIネット銀行では、スマプロランクによって無料で利用出来る、月間の振込回数が決定する仕組みです。
口座開設月の翌月までは、ランク1となりますので1回分の振込手数料が無料で利用できます。
口座開設月にスマート認証NEOの登録をしておけば、3ヶ月目からランク2となって5回分の振込手数料が無料で利用できます。

スマート認証NEOは、スマホやタブレットで生体認証を行う無料のアプリで、第三者による不正操作を防止する機能があり、パスワード認証よりも強力な安全性が確保できます。

5回を超える振込手数料を無料にするには、ランクを上げる、他社サービスを併用する、家族で利用する、などの方法があります。
無料の振込回数を超えた分は、1回77円(法人145円)の振込手数料がかかります。

住信SBIネット銀行
スマプロランク 振込手数料無料回数
ランク1 振込手数料1回無料
ランク2 振込手数料5回無料
ランク3 振込手数料10回無料
ランク4 振込手数料20回無料

◆楽天銀行

楽天銀行が採用する会員ステージは1~5のランクが設定され、毎月25日終了時点で利用状況を判定して翌月の会員ステージに反映されます。
無料の振込回数を超えた分は、1回145円の振込手数料がかかります。

結論としては、振込手数料無料化のために利用するメリットは少ないです。
楽天市場を利用するために口座を開設しているなら、利用する方法を検討してみても良いかも知れません。

楽天銀行
会員ステージ 振込手数料無料回数
ベーシック なし
アドバンスト 振込回数1回無料
プレミアム 振込回数2回無料
VIP 振込回数3回無料
スーパーVIP 振込回数3回無料

◆ソニー銀行

●定期自動入金
おまかせ入金サービスでは、本人名義の他金融機関からソニー銀行の口座への自動入金が無料で利用できます。

●定期自動振込
ソニー銀行が採用する優遇プログラム「クラブS」でのランクは3種類のステージが設定され、毎月月末終了時点で利用状況を判定して2ヶ月後のステージに反映されます。
ステージ判定は毎月行われますが、3月と9月以外ではランク落ちとならない仕組みです。
無料振込回数は、Sony Bank WALLET利用とステージによって決定します。
振込予約を設定しておけば毎月の振込を自動化できます。
無料の振込回数を超えた分は、1回110円の振込手数料がかかります。

ソニー銀行
ステージ 振込手数料無料回数
なし 振込回数1回無料(Sony Bank WALLET利用無)
なし 振込回数2回無料(Sony Bank WALLET利用有)
シルバー 振込回数3回無料(Sony Bank WALLET利用無)
シルバー 振込回数4回無料(Sony Bank WALLET利用有)
ゴールド 振込回数5回無料(Sony Bank WALLET利用無)
ゴールド 振込回数6回無料(Sony Bank WALLET利用有)
プラチナ 振込回数10回無料(Sony Bank WALLET利用無)
プラチナ 振込回数11回無料(Sony Bank WALLET利用有)

◆auじぶん銀行

じぶん銀行が採用するランクは1~5のじぶんプラスが設定され、毎月20日終了時点で利用状況を判定して翌月のランクに反映されます。
じぶんプラスの判定には、以下の利用状況が判定基準の要素となります。
①預り資産残高
②じぶん銀行toto購入額合計
③給与振込
④au PAYへのオートチャージ
⑤じぶん銀行すまほデビットの決済額合計

auじぶん銀行
じぶんプラス 振込手数料無料回数
じぶん+1 なし
じぶん+2 なし
じぶん+3 振込回数1回無料
じぶん+4 振込回数8回無料
じぶん+5 振込回数15回無料

◆大和ネクスト銀行

●他金融機関からの入金
送金側の金融機関の手数料が必要。

●他金融機関への振込
優遇措置の顧客ランクは採用されていません。
楽天銀行、新生銀行、GMOあおぞらネット銀行、及び
他金融機関の本人名義以外への振込は3回まで無料。
4回目以降は振込手数料154円。

入金時に送金側の金融機関の手数料がかかるため、大和ネクスト銀行の単独利用では、手数料を無料にするのは無理です。

住信SBIネット銀行から大和ネクスト銀行に振込手数料無料で振り込めば、住信SBIネット銀行の振込手数料無料回数は1回減りますが、大和ネクスト銀行の振込手数料無料回数は3回増えます。
差し引き振込手数料無料回数が2回増える計算になります。
口座を2つ開設して振込手数料無料回数を2回増やすメリットがあるならば検討する価値はあると思います。

◆PAYPAY銀行

預金残高3000万円以上で優遇措置が適用されるようです。
結論としては、振込手数料の無料化のために利用するメリットはありません。

■まとめ

ネット銀行を利用するメリットのひとつは、自動振込サービスを利用して無駄な時間と振込手数料を節約することです。
住信SBIネット銀行の口座を開設すれば、スマート認証NEOの登録だけで、振込手数料が5回分無料になります。
5回を超える振込を利用する必要があれば、同居する家族がもう一つ口座を開設すれば10回分の振込が無料にできます。
振込を多く利用する世帯でも10回あれば、ほとんどの世帯で十分でしょう。
他のネット銀行よりもかなり有利な条件ですから、利用しない手はありません。
振込を利用しないなど他に理由があれば別ですが、いくつもの銀行口座を持っているならば、ひとつにまとめることで資金管理がやりやすくなります。

もっと詳細に調べたければ、以下の公式サイトにて詳しい情報が入手できます。

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