■第14戦ポコノ・レースウェイ
インディカー14戦はいよいよラスト4戦、8月10日~11日、ポコノ・レースウェイ(ペンシルベニア州ロングボンド)での開催となります。
ポコノ・レースウェイでは1周2.5マイルのオーバル・トラックを200週、総走行距離500マイルで争われ。コースはおむすび型の三角形が特徴で、別名トリッキー・トライアングルとも呼ばれています。
インディ500が開催されるインディアナポリス・モータ・スピーヅウェイとほぼ同じ広さのコースですが、コーナーと直線がそれぞれ3つ、各コーナーにはバンクがありますが減速が必要なため、インディアナポリスよりも若干平均スピードが遅くなります。
最も長い直線コースはフロントストレートで3,740フィート(約1.14km)、バックストレート(ロングボンド)が3,055フィート(約0.93km)、ショートストレートが1,890フィート(約0.54km)。
各コーナーは傾斜の異なるバンクがあり、ターン1が14°、ターン2が8°、ターン3が6°となっています。
昨年はオープニングラップで早くもクラッシュ、レイホールがピゴットに激突してイエローとなり、さらにレース再開後にウィッケンズとハンターレイが接触、ウィッケンズのマシンがハンターレイのマシンに乗り上げ、ウィッケンズのマシンは大きく宙を舞ってフェンスに激突、回転しながらコースに落下した。
さらにヒンチクリフとフィッティバルディが接触、コース上に大量のオイルと破片が散乱した。
レースはレッドフラックで中断され再開までに2時間を費やした。
ウィッケンズの状態がなかなかアナウンスされず、深刻な事態であることが心配されていたが1時間後に意識があること、緊急ヘリで病院へ搬送されたことが告げられた。
最終的にはこの事故の影響で全22台中8台がリタイア(琢磨もそのなかの一人)となっている。
昨年のことを思い起こせば、各ドライバーとも慎重にならざるを得ない。
後半戦に入って結果がだせない琢磨、得意のオーバルコースで巻き返したいところではあるが、まずは無事にレースが終えることを願う次第である。
●予選:8月17日
降雨の影響で予選は中止、決勝戦グリッドは現在のランキング順となります。
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●決勝:8月18日
■第14戦ポコノ・レースウェイ・決勝
第14戦ポコノ・レースウェイ決勝 | ||
順位 | ドライバー | チーム |
1 | ウィル・パワー | チーム・ペンスキー |
2 | スコット・ディクソン | チップ・ガナッシ |
3 | シモン パジェノー | チーム・ペンスキー |
4 | サンティノ・フェルッチ | デイル・コイン |
5 | ジョセフ・ニューガーデン | チーム・ペンスキー |
6 | エド・カーペンター | エド・カーペンター |
7 | セバスチャン・ブルデー | デイル・コイン |
8 | トニー・カナーン | A.J.フォイト・レーシング |
9 | グラハム・レイホール | レイホール・レターマン |
10 | C・キンボール | カーリン |
11 | C・デイリー | カーリン |
12 | マーカス・エリクソン | アウロ・シュミット・ピーターソン |
13 | ザック・ビーチ | アンドレッティ・オートスポート |
14 | マシウス・レイスト | A.J.フォイト・レーシング |
15 | マルコ・アンドレッティ | アンドレッティ・オートスポート |
16 | コルトン・ハータ | ハーディング・スタインブレナー |
17 | スペンサー・ピゴット | エド・カーペンター |
18 | アレクサンダー・ロッシ | アンドレッティ・オートスポート |
19 | ライアン・ハンターレイ | アンドレッティ・オートスポート |
20 | ジェームズ・ヒンチクリフ | アウロ・シュミット・ピーターソン |
■第14戦ポコノ・レースウェイ・予選総合結果
8月17日:降雨のため中止
■第14戦ポコノ・レースウェイ・プラクティス総合結果
8月17日
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