第106回インディ500マイル2022｜参加選手＆イベントスケジュール

インディカー最大のビッグイベント第106回インディ500が5月29日に開催されます。
昨年はインディ500最多優勝のエリオ・カストロネベスが4勝目を飾る劇的な幕切れとなりました。
琢磨は上位で終盤を迎え優勝争いの期待がかかりましたが、チームの選択は僅かな優勝の可能性に賭けたノンストップ戦略、結果は燃料切れで順位を大きく下げてフィニッシュとなりました。
正攻法で臨んでいれば優勝の可能性も残っていただけに残念な結果となりました。
今年はレイホールを去ってデイルコインからの挑戦となりますが、琢磨にとっては最も得意なコースだけに期待がかかります。

■インディ500開催日程2022

■予選方式

今年のインディ500では予選方式が変更される。
これまでは初日に10番手以降のグリッドを決定し、2日目に上位9台によってポールポジションと上位3列を決めるファスト9が実施されていた。

今年は、予選1日目の上位12台を対象として、予選2日目に2ラウンド制の最終予選が実施される。
5月21日（土）予選1日目に13番手以降のグリッドを決定し、上位12番手までは予選2日目に進む。
5月22日（日）予選2日目に12番手までによるトップ12予選を実施、7番手～12番手のグリッドを決定する。
連続4周の平均スピードで順位を争う点は従来通り。
最後に上位6名によるファスト6が行われる。
ポールポジションを獲得した最速のドライバーに賞金10万ドル（約1,284万円）が授与され、残りの5名が上位2列のポジションを獲得する。
これに伴いポイント配分も変更される。
従来は上位9台に1～9ポイントのチャンピオンシップ・ポイントが付与されていたが、上位12台に1～12ポイントが付与されることになった。

なお出走枠33台以上がエントリーした場合は、5月22日(日)の14～15時に31～33番グリッドを決する「ラストチャンス予選」が実施される。
各車最低1回の出走が保証され、時間切れまで複数回のアタックで残り出走枠に挑戦可能となる。

■参加選手