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インディカー2021結果速報/第3戦&第4戦テキサスGP

インディカー2021結果速報/第3戦&第4戦テキサスGP

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インディカー2021/開催日程・ポイントランキング インディカー2021/総合ランキング

インディカー2021シーズン、今週はテキサスでのダブルヘッダー、5月1日に第3戦テキサスGP(1日目)、5月2日に第4戦テキサスGP(2日目)がテキサス・モーター・スピードウェイにて開催される。

開催地はテキサス州北部ダラス近くのフォートワース、第35代大統領ジョン・F・ケネディがダラスで暗殺される直前に最後の演説を行った場所として知られている。
ケネディの長女キャロラインは日本大使として良く知られる存在であるが、弟のケネディ・ジュニアは1999年7月16日に飛行機事故に遭い、ロングアイランド沖で消息を絶ったとされているが、暗殺説も浮上しており未だに謎となっている。
しかし、2020年の米国大統領選挙最近あたりから生存説が再度急浮上、飛行機事故は暗殺から逃れるための偽装工作だったとされる生存説が注目を集めている。
ネット上には現在のケネディ・ジュニアの写真が公開されている。
大統領選挙の大混乱のなかで、テキサス州がアメリカ合衆国から独立して、テキサス共和国へ戻るというニュースなども飛び交っており、何かと話題の多い州でもある。

話がそれてしまったがテキサスGPは、インディ500の前哨戦のようなレースで、1周2.5マイルのインディアナポリスのコースに比べれば短いコースとなるが、高速のオーバルで走行距離も300マイル以上と長く、インディ500で実績をあげている琢磨には向いているコースに思える。
2019年にはポールポジションを獲得した実績のあるコースでもある。
第2戦のマイアミでは、15番手のポジションから6位まで順位をあげて、予想以上に善戦している。
調子は上昇してきたと思えるので、得意の長丁場のオーバルでさらなる上位進出が期待できそう。

第2戦のマイアミでは、群を抜いたスピードで優勝したハータ、飛躍の年となるか注目される。
今月は、最大のビッグイベントであるインディ500の開催となり、琢磨には連覇と3勝目がかかっている。
インディ500以外にもF1のモナコGP、ルマン24時間耐久レースとビッグイベントが次々に開催される。

インディカー2021/開催日程・ポイントランキング

■第3戦テキサスGP

◆概要

●コース
テキサス・モーター・スピードウェイ(テキサス州フォートワース)オーバルコース
ブライアン・ヴィッカーズが保持する最速記録では、時速196.235mile/h(315.81km/h)1.5マイル級オーバルコースでは最も早い記録であり、コース幅(最小幅7.2m)が広く超高速であることが最大の特徴となる。
1周1.5mile(2.4km)
ターンは4か所
ターン1、ターン2の傾斜は、2017年に24度から20度に改修、幅6mはほど広くなった
ターン3、ターン4の傾斜は、24度で従来のとおり
第3戦;212Lap、328mile(約512km)
第4戦:248Lap、372mile(約599km)

第3戦:テキサスGPスケジュール
日程 現地時間(日本時間) イベント
5/1(土) 11:30~11:40(翌1:30~1:40) Practice
5/1(土) 11:45~13:00(翌1:45~3:00) Practice
5/1(土) 15:00~16:00(翌5:00~6:00) Qualifying 1&2 ※中止
5/1(土) 18:45~22:00(翌8:45~11:00) 第3戦決勝(Genesys300)
5/2(日) 16:15~19:00(翌6:15~9:00) 第4戦決勝(XPEL375)

◆第3戦結果

●プラクティス(P1、P2)
チップガナッシのジミー・ジョンソンに代わって、トニーカナーンが今期初出走でいきなりトップタイム。
他にも今期初出走がエド・カーペンター、デイルコインのグロージャンに代わってフィッツバルディ。
琢磨が3位と好調な滑り出し、前走から調子から上がってきていて期待できそう。
レイホールも10位とまずまずというところ。

●予選
予選は2周走行して1周目の順位で1日目、2周目の順位で2日目の決勝レースのスタートグリッドを決定する。
予選は中止になったようです。
スタートグリッドは第2戦までに獲得した総合ポイントの順となる。

●決勝
1番手パロウを先頭にスタートしてパワー、ディクソンと続き、序盤3周目でディクソンが先頭、50周を超えたあたりで3番手のパワーと9番手の琢磨が最初にピットに向かい最初のピットをむかえるが、ここでブルディとニューガーデンが接触してイエロー、早めにピットしたパワーと琢磨はこれで順位を大きく落とす結果となる。
72周目にリスタート、ディクソンを先頭にパロウ、ハータが続く。
ディクソンがトップをキープして126周目に2度目のピット、パロウがローゼンクヴィストとマクラフランに抜かれ4位に後退する。
160周目まで大きな動きもなかったが、ここでヒンチクリフがクラッシュ、2度目のイエローとなり各車最後のピットへ向かった。
175周目にリスタートとなり、ディクソンを先頭にマクラフランが続き、終盤はこの二人の一騎打ちとなるが、ディクソンは最後まで戦闘をキープして今期初優勝を飾った。
2位にマクラフラン、3位にオワード、4位にパロウと若手の活躍が目立つレースとなった。
レイホールが5位、琢磨が9位と健闘したが、琢磨は最初のピットで順位を落としたのが痛かった。

第3戦テキサスGP(オーバルコース)※予選は中止
Car Driver Team P1 P2 予選 決勝
9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 4     1
3 スコット・マクラフラン Team Penske 20     2
5 パトリシオ・オワード Arrow Mclaren SP 2     3
10 アレックス・パロウ Chip Ganassi Racing 11     4
15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan 10     5
2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske 8     6
60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing 15     7
27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Aoutsports 13     8
30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan 3     9
22 シモン パジェノー Team Penske 5     10
48 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing 1     11
18 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing 21     12
7 F.ローゼンクヴィスト Arrow Mclaren SP 7     13
12 ウィル・パワー Team Penske 16     14
51 ピエトロ・フィッツバルディ Dail coyne Racing with RWR 24     15
28 ライアン・ハンターレイ Andretti Aoutsports 14     16
20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing 19     17
4 ダルトン・ケレット A.J Foyt Enterprises 23     18
8 マーカス・エリクソン Chip Ganassi Racing 6     19
21 リーナス・ヴィーケイ Ed Carpenter Racing 18     20
20 コナー・デイリー Ed Carpenter Racing 12     21
26 コルトン・ハータ Andretti Aoutsports 17     22
29 ジェームズ・ヒンチクルフ Andretti Steinbrenner 9     23
14 セバスチャン・ブルデー A.J Foyt Enterprises 22     24

◆第4戦結果

第3戦ではピットで大きく順位を落とした琢磨でしたが、その後は元の順位まで挽回して9位でフィニッシュ。
第5戦は距離が長くなった分挽回も可能でミスやトラブルがなければ、調子も上向きでさらに順位を伸ばす期待ができそうだ。

●決勝
2年目を迎えたパトリシオ・オワードが初優勝、終盤はニューガーデンとの優勝争いとなったが、オワードが退けて勝利した。
デビューした昨年も安定した結果を残していただけに初優勝も時間の問題と見られていた。
期待の琢磨はいいところなく周回遅れの14位でフィニッシュ、チームメイトのレーホールは対照的に今期初の3位表彰台と結果を残して明暗を分けた。
ルーキーが次々と優勝するなかで、なかなか優勝に届かないレイホールだが、昨年も総合6位と結果を残している、実力的にはいつ優勝してもおかしくない存在で注目している。

第4戦テキサスGP(オーバルコース)スターティンググリッドは3戦までの総合順
Car Driver Team 総合 決勝
5 パトリシオ・オワード Arrow Mclaren SP 4 1
2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske 6 2
15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan 9 3
9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 1 4
26 コルトン・ハータ Andretti Aoutsports 10 5
22 シモン パジェノー Team Penske 8 6
10 アレックス・パロウ Chip Ganassi Racing 2 7
3 スコット・マクラフラン Team Penske 7 8
21 リーナス・ヴィーケイ Ed Carpenter Racing 12

9

28 ライアン・ハンターレイ Andretti Aoutsports 21 10
20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing 19 11
8 マーカス・エリクソン Chip Ganassi Racing 13 12
12 ウィル・パワー Team Penske 3 13
30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan 11 14
48 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing 20 15
7 F.ローゼンクヴィスト Arrow Mclaren SP 17 16
60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing 5 17
29 ジェームズ・ヒンチクルフ Andretti Steinbrenner 22 18
14 セバスチャン・ブルデー A.J Foyt Enterprises 14 19
27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Aoutsports 15 20
51 ピエトロ・フィッツバルディ Dail coyne Racing with RWR 16 21
18 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing 18 22
4 ダルトン・ケレット A.J Foyt Enterprises 23 23
20 コナー・デイリー Ed Carpenter Racing 24 24

 

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