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アルペンスキー競技の種目


アルペンスキー競技

フランス、スイス、オーストリアのアルプス地方で発達した滑走に特化したスキー技術で、冬季オリンピックの正式種目となっています。
競技種目は、滑降、スーパー大回転、大回転、回転、複合の5種目、男女別に合計10種目で構成されています。
ノルディック競技との相違はスキー板が足底全体に固定されたビンディングを使用するノルディックがアルペンで、かかとが固定されていないのがノルディックです。

滑降(DH:Downhill)

滑降は代表的なスピード系の種目で、6つの要素(技術、勇気、スピード、危険、身体能力、判断力)が試される種目です。
標高差は、男子:800m~1100m、女子:500m~800m、距離2.5km~4km、平均傾斜15度~30度の斜面を時速80km~150kmで滑走するアルペンスキー種目のなかでは最長、最速の種目が滑降です。
高速で滑走するためコースを外したり、転倒すれば大けがを負うリスクが高く、技術と勇気が要求されます。
過去には生命を失った選手もいる危険な競技で、本番前の試走が義務付けられている唯一の種目となります。
競技は通常1本のみで、コース上の旗門(幅8m以上)を正確に通過してゴールまでのスピードを競う種目です。
スキー板の長さは、男子:218cm以上、女子:210cm以上と規定されています。
また複合種目のひとつにも採用されています。

スーパー大回転(SG:Super Giant Slalom Skiing)

滑降と同様にスピード系の種目に分類されますが、大中のターンを行う技術的な要素もプラスされています。
標高差は、男子:400m~650m、女子:400m~600m、平均傾斜15度~20度に設定される。
旗門の最低数は、男子:35、女子:30、最大数は標高差の10%未満(男子:40~65、女子:40~60)と規定されています。
旗門間の距離は15m~28m、滑降に比べるとターンの技術が要求されるコース設計になるので、平均スピードはある程度制限されますが、最高時速100km以上の区間も存在します。
競技は通常1本のみで、コース上の旗門(水平旗門:幅6~8m、垂直旗門:幅8~12m)を正確に通過してゴールまでのスピードを競う種目です。
スキー板の長さは、男子:210cm以上、女子:205cm以上と規定されています。

大回転(GS:Giant Slalom)

大回転は技術系の種目に分類され、大中小のターンを行う技術的な要素を試される種目です。
標高差は、男子:300m~450m、女子:300m~400m、平均傾斜10度~20度に設定される。
コース上に設置された旗門(幅4~8m)を左右交互に通過しながら滑走してゴールを目指します。
旗門の数は標高差の11~15%、距離は10m以上の間隔で設置され、ターンのテクニックが要求されます。
競技は2本の合計タイムを競う種目です。
2本目は1本目の上位30名の順位の降順(30位が最初→1位が最後)、30位以降は順位の昇順で競技の順番が決まります。
スキー板の長さは、男子:195cm以上、女子:188cm以上と規定されています。

回転(SL:Slalom)

回転は代表的な技術系種目で、急勾配のコースに連続して配置された旗門に対応する正確で迅速なターン技術が要求される種目です。
標高差は、男子:180m~220m、女子:130m~180m、平均傾斜33~45度と短く急勾配のコースとなります。
旗門の数は、標高差の30~35%±3の範囲で設置されます。
旗門の幅は4~6m、連続する旗門のターニングポールの距離は6~13mと規定されています。
旗門の種類はオープン(平行)、クローズ(垂直)以外に以下の設置基準があります。
・3~4旗門が連続するヘアピンコンビネーション(旗門間0.75~1m)が1~3か所
・ディレイドゲート(旗門間12~18m)1~3か所
・垂直旗門(クローズゲート)が連続するダブルクローズが最低箇所
競技は2本の合計タイムを競う種目です。
2本目は1本目の上位30名の順位の降順(30位が最初→1位が最後)、30位以降は順位の昇順で競技の順番が決まります。
スキー板の長さは、男子:165cm以上、女子:155cm以上と規定されています。
また滑降と同様、複合の種目のひとつにも採用されています。

複合(Alpine Comvined)

競技は1回目に滑降1本、2回目に回転2本の順に行われ、合算した成績で順位が決められます。
スピード種目とテクニカル種目の組み合わせで、どちらも熟せるオールラウンダーの種目となります。

日本人選手

日本人としては、海和俊宏、岡部哲也、木村公宣、皆川賢太郎、佐々木明、湯浅直樹、の6人がワールドカップ第一シード選手となったことがあります。
猪谷千春は、男子回転で日本人として初めて冬季五輪銀メダリストに輝いた選手です。

 

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2018/2019 FISワールドカップ・アルペンスキー結果速報


競技結果

■ゼルデン

女子GS第1戦(2018.10.27)
1位:テッサ・ウォーリー (FR)2:00.51
2位:フェデリカ・ブリニョーネ(IT)2:00.86
3位:ミカエラ・シフリン (US)2:01.45

男子GS第1戦(2018.10.28)中止

■レビィ

女子SL第1戦(2018.11.17)
1位:ミカエラ・シフリン(US)1:32.61
2位:ペトラ・ブルホバ (SK)1:33.19
3位:シルトB 1:33.40)

男子SL第1戦(2018.11.18)
1位:マルセル・ヒルシャー (AT)1:51.0
2位:ヘンリック・クリストファーセン(NO)1:51.09
3位:アンドレ・マイヤー (SE)1:52.41

■レイクルイーズ

男子DH第1戦(2018.11.24)
1位:マックス・フランツ(AT) 1:46.18
2位:Christof Innerhofer(AT)1:46.46
3位:Dominik Paris(IT) 1:46.72

男子SG第1戦(2018.11.25)
1位:チェーティル・ヤンスルード(NR)
2位:ビンセント・クリヒマイヤー(AT)
3位:マウロ・カビエツェル(CH)

■キリントン

女子GS第2戦(2018.11.24)
1位:フェデリカ・ブリニョーネ(IT)1:51.33
2位:ラグンヒル・モヴィンケル(NO)1:51.82
3位:ステファニー・B(AT) 1:52.11

女子SL第2戦(2018.11.25)
1位:ミカエラ・シフリン(US)1:43.25
2位:ペトラ・ブルホバ(SK)
3位:フリダ・ハンスドター(SE)

■レイクルイーズ

女子DH第1戦(2018.11.30)
女子DH第1戦(2018.12.1)
1位:ニコル・シュミットホファー(AT)1:47.68
2位:ヒュッターC(AT)                            1:48.12
3位:Gisin Michelle(CH)                        1:48.15

女子SG第1戦(2018.12.2)
1位:ミカエラ・シフリン(US)1:19.41
2位:モビィンケルR(NO)        1:20.18
3位:レベンスブルクV(DE)     1:20.24

■ビーバークリーク

男子SG第2戦(2018.11.30)
1位:マックス・フランツ (AT)                    1:01.91
2位:カビエツェル・マウロ (CH)               1:02.34
3位:アクセル・ルンド・スビンダル(NO)1:02.32
3位:paris dominik(IT)
3位:アレクサンデル・オーモット・キルデ(NO)

男子DH第2戦(2018.12.1)
1位:ベアト・フォイツ (CH)                      1:13.59
2位:カビエツェル・マウロ (CH)               1:14.06
3位:アクセル・ルンド・スビンダル(NO)1:14.07

男子GS第1戦(2018.12.2)
1位:ステファン・ルイッツ(DE)2:36.38
2位:マルセル・ヒルシャー(AT)2:36.52
3位:Thomas Tumler(CH)         2:36.89

■サンモリッツ

女子SG第2戦(2018.12.8)

1位:ミカエラ・シフリン(US)1:11.30
2位:ララ・グートベーラミ(CH)1:11.58
3位:ティナ・ワイラター(LI:リヒテンシュタイン)

女子SL第3戦(2018.12.9)パラレル方式
1位:ミカエラ・シフリン(US)
2位:ペトラ・ブルホバ(SK)
3位:W・ホルドナー(CH)

■ヴァルディゼール

男子GS第2戦(2018.12.8)
1位:マルセル・ヒルシャー(AT)          1:42.99
2位:ヘンリック・クリストファーセン(NO)1:44.17
3位:Matt Michael(SE) 1:44.37

男子SL第3戦(2018.12.9)中止

■ヴァル・ガルディナ

男子SG第3戦(2018.12.14)
1位:アクセルルンド・スヴィンダル.(NO)1:28.65
2位:Christof Innerhofer(CH)1:28.70
3位:チェーティル・ヤンスルード(NO)1:28.92

男子DH第3戦(2018.12.15)
1位:アレクサンデル・オーモット・キルデ(NO)1:56.13
2位:マックス・フランツ(FR)1:56.99
3位:フォイス.B(CH)1:57.05

■ヴァル・ディゼール

女子SG第3戦(2018.12.14)中止
女子DH第3戦(2018.12.15)中止
女子AC第1戦(2018.12.16)中止
代替:12/18~ヴァル・ガルディナで実施予定

ランキング(2018/12/9時点)

女子
1位:ミカエラ・シフリン(US)            :689 point
2位:Gisin Michelle(CH)                :296 point
3位:ペトラ・ブルホバ(SK)                   :276 point
4位:ラグンヒル・モヴィンケル(NO)    :263 point
5位:ニコル・シュミットホファ-(AT):253point

男子
1位:マルセル・ヒルシャー(AT)             :280 point
2位:マックス・フランツ(AT)    :238point
3位:カビエツェル・マウロ(CH)   :227point
4位:ビンセント・クリヒマイヤー(AT):211point
5位:ヘンリック・クリストファーセン(NO):210point

 

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2018/2019 FISワールドカップ・アルペンスキー日程


アルペンスキー競技日程(2018/2019)

会場 日付 性別 DH SG GS SL AC
ゼルデン AT 10/27 女子        
    10/28 男子     中止    
レヴィ FI 11/17 女子        
    11/18 男子        
レイクルイーズ CA 11/24 男子        
    11/25 男子        
キリントン US 11/24 女子        
    11/25 女子        
レイクルイーズ CA 11/30 女子        
    12/1 女子        
    12/2 女子        
ビーバークリーク US 11/30 男子        
    12/1 男子        
    12/2 男子        
サンモリッツ CH 12/8 女子        
    12/9 女子        
ヴァル・ディゼール FR 12/8 男子        
    12/9 男子       中止  
ヴァル・ガルディナ IT 12/14 男子        
    12/15 男子        
ヴァル・ディゼール FR 12/14 女子         中止
    12/15 女子 中止        
    12/16 女子   中止      
アルタ・バディア IT 12/16 男子        
    12/17 男子        
クーシュベル FR 12/21 女子        
    12/22 女子        
マドンナ・ディカンピリオ IT 12/22 男子        
ボルミオ IT 12/28 男子        
    12/29 男子        
セメリング AT 12/28 女子        
    12/29 女子        
オスロ NL 1/1 男子        
      女子        
ザグレブ HR 1/5 女子        
    1/6 男子        
フラッハウ AT 1/8 女子        
サンアントン AT 1/12 女子        
    1/13 女子        
アデルボーデン CH 1/12 男子        
    1/13 男子        
クロンプラッツ IT 1/15 女子        
ウェンゲン CH 1/18 男子        
    1/19 男子        
    1/20 男子       &〇  
コルティナ・ダンペッツォ IT 1/19 女子        
    1/20 女子        
キッツビューエル CH 1/25 男子        
    1/26 男子        
    1/27 男子        
                 

 

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