FISワールドカップ・アルペンスキー大会2023-2024オーストリアのゼルデンで10月28日(土)開幕

ワールドカップ・アルペンスキー大会/世界屈指の絶景パリセイズ・タホの魅力

ワールドカップ・アルペンスキー大会/世界屈指の絶景パリセイズ・タホの魅力

2023年のアルペンスキーワールドカップでは、今シーズンの目玉となる北米大会が2開催追加されることになりました。
そのひとつがカリフォルニア州オリンピックバレーで開催されるパリセイズ・タホ大会、タホ湖周辺は北米屈指のリゾートエリアで一年中多くの人が集まる人気のエリアです。
パリセイズ・タホ大会は、2月25日と26日の二日間で男子の大回転と回転競技が実施されます。

■スキーリゾート

●パリセーズ・タホ(Palisades Tahoe)
1960年の冬季オリンピック開催地パリセーズ・タホは、米国カリフォルニア州シェラネバダ山脈のタホシティー北西部オリンピックバレーにあるスキーリゾート地です。
元はスコー・バレーの名称で呼ばれていましたが、2021年9月にスコーの蔑称的な意味を除くため、パリセーズ・タホに名称変更されました。
タホ湖周辺のスキーリゾートでは唯一初級者向けのゲレンデはなく、全て中級者以上のゲレンデです。
今シーズンのアルペン競技では、山頂標高2670mのパリセーズ・タホでの大会が開催されます。
競技種目は、男子テクニカル系のスラロームとジャイアント・スラロームの2種目です。
1960年の冬季オリンピックでは、女子ダウンヒルの種目が行われました。
2017年に開催されたワールドカップでは、ミカエラ・シフリンがスラロームとジャイアント・スラロームの両種目で優勝しています。

●ヘブンリースキーリゾート
レイク・タホ南側のヘブンリーは、世界最大級のスキーリゾート、フリーウェイのように幅広いゲレンデから見下ろす湖の眺めは絶景です。
カリフォルニア州とネバダ州にまたがる、4800エーカーの広大なスキーエリアには90以上のコースがあり、初級者から上級者まであらゆるレベル向けのゲレンデが揃っています。
ヘブンリー・マウンテン・リゾートは標高が高く、降雪量が多いので、4月下旬まで滑走可能です。

■タホ湖(Lake Tahoe)

カリフォルニア州とネバダ州の州境に位置するタホ湖には、周辺エリアに15か所もワールドクラスのスキーリゾートが点在しています。
交通ルートは、リノ・タホ国際空港から車で1時間ほど。
そのなかでも北西部のパリセーズ・タホ、南部のヘブンリーバレー(Heavenly)は、代表的なスキーリゾートとして知られています。
タホ湖の大きさは、長さ35km、幅19km、面積191.6平方マイル(49,624ヘクタール)、海岸線は116kmあります。
深さは最も深い所で501mあり、北アメリカで3番目に深い湖で、世界で10番目に深い湖です。
可視性が22.8mあり、非常に澄んだ綺麗な湖として有名です。

エメラルド・ベイ州立公園のタホ湖は世界で最も美しい場所のひとつとして知られ、周辺には多くのアウトドア専門店が立ち並び、ワンランク上のリゾートライフが満喫できます。
緑豊かな自然に囲まれたタホ湖では、ホテル、ロッジ、レストラン、カフェ、ショッピング、スパ、カジノ、映画館などのレクレーション施設、クルージング、ウォータースポーツ、ウィンタースポーツ、ゴルフなど、あらゆるアウトドア施設がそろっています。

■ゴルフコース

スキーリゾートと同じぐらいゴルフコースがあるレイクタホは、雄大な山々に囲まれて爽快なラウンドが楽しめます。
ゴルフコースは、氷河が削った山間や湖の縁に沿って作られていて、高くそびえる針葉樹の間を縫って進みます。
ザ・ノースショアには、ゴルフ界の伝説のプレーヤー、ジャック・ニクラスとロバート・トレント・ジョーンズが設計した6つのチャンピオンコースがあります。
ザリンクスは、湖の北西にあるパー71の難関コース、マルティスバレーには、パー72のワイドに開けたコース、南側には、あらゆるレベルの人に合わせたレイクタホゴルフコースがあります。
家族連れやビギナー向けには、ビジュ公営ゴルフコースもあり、障害物もなく350ヤード以内のコースが揃っています。

■キングスビーチ

太陽が燦々と降り注ぐキングスビーチ州立レクリエーションエリアは、駐車の容易さと徒歩で行けるレストランがある便利さで家族連れに人気のエリア。
家族経営のモーテルやレストラン、「アイラブタホ」のTシャツを買える土産店が数十軒と並んでいます。
ノースショアのスキーヤーやスノーボーダーにとっても便利な場所にあって、冬のシーズンでも人の集まるエリアです。

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